2007年03月17日
嘱望の準決勝
おつかれさまです。ふぇでらです。
ATPマスターズ・シリーズ、パシフィック・ライフ・オープン2007。準決勝は、マレー対ジョコビッチ、ナダル対ロディックという今年屈指の? 準決勝カードとなりました。
・テニス365の今日のニュース
『準決勝はジョコビッチ、マレーの10代対決に』
私はフェデラーファンですが、次代のATP王位継承権? を争っている新世代プレイヤーにも同様に注目しています。そのため今回、マレーとジョコビッチの一戦がGAORAでLIVE視聴できるとあって、興奮を隠し切れませんf(^^;)。マレーはAIGオープン2006で生観戦しているのですが、ジョコビッチはTVでもそのプレーをちゃんと見たことが無いので……f(^^;)。
■テニスの神様の筋書き?
今大会、フェデラーは連勝記録更新ならず初戦敗退してしまいました。しかし、マレー対ジョコビッチの準決勝、そしてその後おこなわれる決勝戦に思いをはせてみますと、王者の初戦敗退はやはり、テニスの神様からの贈り物だったのではないかと思ってしまいます。
仮にフェデラーが勝ち上がってきた場合、準々決勝でおそらくジョコビッチと対戦となり、フェデラー対マレーという準決勝、決勝はフェデラー対ナダル(or ロディック)となった可能性が高いです。これでは、従来の図式となんら変わりません。
それが今回、フェデラーは連勝記録更新できず初戦敗退。20歳のナダル、19歳のマレーとジョコビッチが、準決勝を戦う……。テニスの素人の独断と偏見に満ちた感想ですが、なにか“時代の歯車がゆっくり動き出した”ような気がします。
■ジョコビッチの意地とマレーの渇望
個人的に大注目の、マレー対ジョコビッチ戦。これまでの二人の対戦成績は、マスターズシリーズ・マドリッドでの1回のみ。ジョコビッチが、1-6 7-5 6-3 で勝利しています。現在のATPランキングでも、ジョコビッチの13位に対して、マレーは14位。獲得タイトル数でも、ジョコビッチ3個に対してマレーは2個。微妙ですが、明確な差が存在しています(ただし、マレーはフェデラーに一度勝利している)。
しかし前回記事『データで新世代を読む』にて挙げたとおり、リターン系ではマレーが圧倒的に優位に立っていると考えてよいでしょう。気になるのは、マレーは準々決勝の対ハース戦において、大事には至らなかったものの第2セットで足首を捻挫、その後、フルセット逆転勝ち(3-6 6-3 7-6(10-8))していることです。対するジョコビッチは、フェレール相手に6-3 6-4でストレート勝ち。そのあたりが気がかりですね。
それらをかんがみても、個人的に新世代の中で一番推しているマレーが、決勝進出すると考えています。このあたりでジョコビッチに勝利し、対戦成績・獲得タイトル数・ATPランキングを五分にもっていってほしい、そう願っています。また、マレー自身、それを渇望しているはずです。今回の対戦は双方とも、勝敗が今後のライバル関係に影響するという危惧も感じている気がします……(二人は親友らしいですが……)。
■元世界1位と若き不動の世界2位
もう一つの準決勝、ナダル対ロディック。これまでの対戦成績は1勝1敗のタイです。ともに2004年までさかのぼり、デビスカップ(サーフェスはクレー)にてナダルが6-7(6) 6-2 7-6(6) 6-2で勝利、USオープン(サーフェスはハード)にてロディックが6-0 6-3 6-4にて勝利となっています。
それ以降、2005年、2006年と直接対決はありません。私はここに、少し因縁を感じます。元世界1位と若き不動の世界2位。一方はフェデラーに辛酸を舐めさせられ続け、一方は赤土ではフェデラーを蹂躙。最速サーバーと、最強のストローカー。この対戦が、2004年以降実現しなかったのは、これもまた、テニスの神様の思惑なのでしょうか。
この対戦カードもTVで見たことがありませんので、非常に楽しみな試合です。どちらもストレートでここまできていますが、パシフィク・ライフ・オープンのドローを見ても分かるように、ナダルは余裕のストレート勝ちが多く、逆にロディクは薄氷のストレート勝ちが多いです。これがどう影響するか……。
■フェデラーが許したバタフライ効果
私は、独断と偏見の個人的予想として、ナダル対マレーの決勝戦の実現を願っています。そして、マレーの自身3個目のタイトル獲得を祈っています。
全豪オープン2007でも繰り広げられた、ナダル対マレーの激闘。私はWOWOW契約していませんので残念ながら見ることができませんでした。だから、ナダル対マレーの決勝カードを見たいと思っているのも確かです。
しかしそれ以上に、フェデラーが初戦敗退したこと、マレー対ジョコビッチ戦が実現したこと、3年ぶりのナダル対ロディック直接対決、それらが偶然ではないと仮定すると、決勝は新世代同士の戦いでないと意味がないように思うのです(個人的見解です)。
いずれにせよ、フェデラーという絶対的支配者が姿を消した今、北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こるというバタフライ効果よろしく、今回のトーナメントでも一気に歯車が動きカオス化が深まりました。いまさらながらに、これまで蝶の羽ばたきさえ許さなかったフェデラーのATPツアーにおける支配力のすごさを、再認識していますf(^^;)。
ATPマスターズ・シリーズ、パシフィック・ライフ・オープン2007。準決勝は、マレー対ジョコビッチ、ナダル対ロディックという今年屈指の? 準決勝カードとなりました。
・テニス365の今日のニュース
『準決勝はジョコビッチ、マレーの10代対決に』
私はフェデラーファンですが、次代のATP王位継承権? を争っている新世代プレイヤーにも同様に注目しています。そのため今回、マレーとジョコビッチの一戦がGAORAでLIVE視聴できるとあって、興奮を隠し切れませんf(^^;)。マレーはAIGオープン2006で生観戦しているのですが、ジョコビッチはTVでもそのプレーをちゃんと見たことが無いので……f(^^;)。
■テニスの神様の筋書き?
今大会、フェデラーは連勝記録更新ならず初戦敗退してしまいました。しかし、マレー対ジョコビッチの準決勝、そしてその後おこなわれる決勝戦に思いをはせてみますと、王者の初戦敗退はやはり、テニスの神様からの贈り物だったのではないかと思ってしまいます。
仮にフェデラーが勝ち上がってきた場合、準々決勝でおそらくジョコビッチと対戦となり、フェデラー対マレーという準決勝、決勝はフェデラー対ナダル(or ロディック)となった可能性が高いです。これでは、従来の図式となんら変わりません。
それが今回、フェデラーは連勝記録更新できず初戦敗退。20歳のナダル、19歳のマレーとジョコビッチが、準決勝を戦う……。テニスの素人の独断と偏見に満ちた感想ですが、なにか“時代の歯車がゆっくり動き出した”ような気がします。
■ジョコビッチの意地とマレーの渇望
個人的に大注目の、マレー対ジョコビッチ戦。これまでの二人の対戦成績は、マスターズシリーズ・マドリッドでの1回のみ。ジョコビッチが、1-6 7-5 6-3 で勝利しています。現在のATPランキングでも、ジョコビッチの13位に対して、マレーは14位。獲得タイトル数でも、ジョコビッチ3個に対してマレーは2個。微妙ですが、明確な差が存在しています(ただし、マレーはフェデラーに一度勝利している)。
しかし前回記事『データで新世代を読む』にて挙げたとおり、リターン系ではマレーが圧倒的に優位に立っていると考えてよいでしょう。気になるのは、マレーは準々決勝の対ハース戦において、大事には至らなかったものの第2セットで足首を捻挫、その後、フルセット逆転勝ち(3-6 6-3 7-6(10-8))していることです。対するジョコビッチは、フェレール相手に6-3 6-4でストレート勝ち。そのあたりが気がかりですね。
それらをかんがみても、個人的に新世代の中で一番推しているマレーが、決勝進出すると考えています。このあたりでジョコビッチに勝利し、対戦成績・獲得タイトル数・ATPランキングを五分にもっていってほしい、そう願っています。また、マレー自身、それを渇望しているはずです。今回の対戦は双方とも、勝敗が今後のライバル関係に影響するという危惧も感じている気がします……(二人は親友らしいですが……)。
■元世界1位と若き不動の世界2位
もう一つの準決勝、ナダル対ロディック。これまでの対戦成績は1勝1敗のタイです。ともに2004年までさかのぼり、デビスカップ(サーフェスはクレー)にてナダルが6-7(6) 6-2 7-6(6) 6-2で勝利、USオープン(サーフェスはハード)にてロディックが6-0 6-3 6-4にて勝利となっています。
それ以降、2005年、2006年と直接対決はありません。私はここに、少し因縁を感じます。元世界1位と若き不動の世界2位。一方はフェデラーに辛酸を舐めさせられ続け、一方は赤土ではフェデラーを蹂躙。最速サーバーと、最強のストローカー。この対戦が、2004年以降実現しなかったのは、これもまた、テニスの神様の思惑なのでしょうか。
この対戦カードもTVで見たことがありませんので、非常に楽しみな試合です。どちらもストレートでここまできていますが、パシフィク・ライフ・オープンのドローを見ても分かるように、ナダルは余裕のストレート勝ちが多く、逆にロディクは薄氷のストレート勝ちが多いです。これがどう影響するか……。
■フェデラーが許したバタフライ効果
私は、独断と偏見の個人的予想として、ナダル対マレーの決勝戦の実現を願っています。そして、マレーの自身3個目のタイトル獲得を祈っています。
全豪オープン2007でも繰り広げられた、ナダル対マレーの激闘。私はWOWOW契約していませんので残念ながら見ることができませんでした。だから、ナダル対マレーの決勝カードを見たいと思っているのも確かです。
しかしそれ以上に、フェデラーが初戦敗退したこと、マレー対ジョコビッチ戦が実現したこと、3年ぶりのナダル対ロディック直接対決、それらが偶然ではないと仮定すると、決勝は新世代同士の戦いでないと意味がないように思うのです(個人的見解です)。
いずれにせよ、フェデラーという絶対的支配者が姿を消した今、北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こるというバタフライ効果よろしく、今回のトーナメントでも一気に歯車が動きカオス化が深まりました。いまさらながらに、これまで蝶の羽ばたきさえ許さなかったフェデラーのATPツアーにおける支配力のすごさを、再認識していますf(^^;)。
本当にふぇでらさんに同感です。
フェデラーがいなくなったことによってTMSのSF、Fがこんなにワクワクするなんて不思議な感じです。
もちろんフェデラーファンは沢山いて、気にくわないと思っているかもしれません。
でもフェデラーが勝ち進んでいれば負けることはなかったと・・・
一人勝ち状態が長く続きすぎて、少し飽きてきてしまったのかもしれません。
マレーの足の状態が心配ですが、私もナダルVSマレーのFを期待しています。
フェデラーって人間だったんだ・・・って久々に思い出しました。
どこを取っても完璧すぎて、宇宙にでもさらわれて何かされたんじゃないかと思うくらい。
でもそのっくらい大きな壁のように見える人でも、崩すことはできるんですね。
フェデラーをせっかく倒したんだから、そのまんま一息つかずに一気に優勝をかっさらって欲しいな。\(*^▽^*)/
ナダル対ジョコビッチという決勝戦になりました。マレーは、足の状態がよくなかったようです。ただ、ときおり、らしいプレーを見せてくれました。
フェデラーの支配力はかなり大きいと思います。勝つのが当たり前、優勝するのが当たり前、例外が起こりうるのは対ナダル戦のみという状況ですしf(^^;)。逆にフェデラーが負ければ、実力が拮抗している今のATPでは即、群雄割拠のトーナメントとなります。にしても、まだナダルが頭一つ抜けているようですがf(^^;)。
ナダル対ジョコビッチ戦、ジョコビッチがどういう戦い方をするか楽しみです。
▼エナンさん、こんばんは。
フェデラーは、テニス星人です。下記の記事をご参考に。
http://fedelat.blog.tennis365.net/archives/article/19070.html
と、冗談はさておき。
正直、内心、まだフェデラーの敗退が信じられませんf(^^;)。フェデラー対カニャスの試合が非常に見たいですf(^^;)。どういう試合展開だったのか、双方のプレーレベルはどうだったのか、非常に興味があります……。
でもまぁ、フェデラー敗退のおかげでナダル対ジョコビッチという決勝カードが実現しましたので、ATPツアー全体にとってはよかったのかもしれません。フェデラー対ナダルの決勝カードも、非常に楽しみだったことは事実ですがf(^^;)。
ホントだ!てっきり宇宙に連れ去られた人かと思ったら、もともと宇宙人だったんだ・・・やっぱどこか違うと思ってた。
じゃあ、ジュニアの時に暴れてたのは、正体を隠すためのカモフラージュだったわけですね・・・あっぱれや!フェデラー・・しかもナダルもだったなんて・・・。私は密かに派遣員に、須藤元気や、長島監督もは言ってるんじゃないかと思うんですが・・・。
ところで、まじめに・・・このイベント、私のブログでも紹介したかった~~っ・・・・もう終わっちゃったんですもんね。
西尾さんのブログはあるのは知ってたのですが、一回も行ったことなくて・・・でも、ふぇでらさんが紹介していたのを見て興味がわきました。
やっぱり、本当の上の人たちは、テニスをみんなに広めたいって本気で思ってて、しかも思ってるだけじゃなくて、実行してるんですね。
微力ですが、私にできることがあれば、したいと私も思います。
こういうのがあったら、私に「ブログで紹介せなあかんで~!」とぜひ教えてください。コメントでもなんでも結構ですので・・・。
いつも、ためになる話題・・・楽しみにしてます♪
仕事上で、いろいろと激動がありまして……f(^^;)。
私の進めている企画、現場の営業は推しているのですが上層部のウケが悪くボツになりかけで、現場の営業がまったく支持していない上司のプロジェクトを私が引き継ぎフィニッシュさせるという情勢で、今の会社辞めようかなぁと思っていたところ、思わぬところから私の企画もろともヘッドハンティングを受けて……という急転直下の動きがここ1週間で……。
さて。
長嶋監督は間違いなく野球星人です。正体を隠すことを放棄していますが、本星も黙認しているようですf(^^;)。
西尾さんは、正直、プレーを見たこともありませんし、ここでブログをやっていなかったらずっと知らないままだっただろう人です。しかし、ブログを読んでみると、“古き良き親父”を彷彿させる人物像が伝わってきて、以来、密かにブログを楽しみにしています。たまに“親バカ”になるのが、非常にほのぼのとしてよいです(笑)。
あと、米田さんのブログ http://yoneda.blog.tennis365.net/ もおすすめです。西尾さんとはまた違うスタンスで、実直に真摯に日本のテニス界の将来を考えています。
私は他人に強制させるのがあまり好きではないのです。何かありましたら、「こういうのがありますね~」ぐらいのスタンスでお知らせしますf(^^;)。そのあとの紹介とか掲載は、自己判断でお願いします(笑)。