2012年06月29日
ウィンブルドン2012、ナダル敗退と、錦織vsデルポトロの実現
おつかれさまです。ふぇでらです。
連日さまざまなドラマが生まれているウィンブルドン2012。
今のところそのドラマの最たるものと言えそうなのが、7年ぶりに2回戦敗退したナダルと、そのナダルに勝利した今大会初出場(これまで5年間すべて予選1回戦敗退)のロソルでしょう。ちなみにロソルのランキングは100位(最高で2011年に65位)。グランドスラムでの目立った戦績はおもにローランギャロスであげており、今年は2回戦進出(モナコに敗退)、昨年は3回戦まで進んでいます。キャリアタイトルは、2012年にドーハで獲ったダブルスタイトル1つのみ。
●ナダル敗れる 7年ぶりの2回戦敗退[tennis365.net]
●ナダル敗退「つらい」[日刊スポーツ]
●中断で流れ手放す=全仏覇者ナダル「非常に失望」
[時事ドットコム]
●LUKAS ROSOL[ATP]
●Nadal vs Rosol MATCH STATISTICS[wimbledon]
下記にいつ消えるともわかりませんが試合の動画を埋め込んでおきます。
とにかくすごいのは、ロソルが自分を信じきり最後まで攻撃的に打ちきったこと(およびそれに伴うフィジカル)ではないでしょうか。試合終了までリスクテイクしベットしコールし続けたような印象です(当時はナダルの脚の状態が良くなかったとはいえ、ローランギャロス2009でのソダーリン(ソデルリング、セーデリング)を彷彿)。いわゆるゾーンに入っていたのでしょうけれど、プレーレベルもさることながらメンタルも相当なのだと思います。逆にいえば、フルセット試合終了までリスクテイクしベットしコールし続けないと勝たせてくれなかった相手(ナダル)も凄いわけですが……。
メディア的には大波乱&奇跡という枕詞とともに語られる事の多い出来事ではありますが、確かに全く予見できなかったわけで首肯せざるを得ないものの、ロソルのこのプレーパフォーマンスそれ自体の萌芽は、ランキングヒストリーの上昇傾向を見る限り微妙に昨年から今年前半にかけて現れていたような気がします。結果論ですけれども。
そしてもう一つのドラマは、ベスト16入りをかけたデルポトロ対錦織の試合実現でしょう。錦織が初めてGSベスト16入りを果たしたUSオープン2008にて、錦織(1989年生まれ)のベスト8進出を阻止したのがデルポトロ(1988年生まれ)。当時、下記のような記事を書いていました。
●『錦織の将来性(現時点想定)』(2008年09月05日)
●『錦織対デルポトロ、大局的見所』(2008年09月01日)
当時の試合の動画も一部埋め込んでおきます。
その後、錦織は2009年に肘の手術などでツアー離脱、デルポトロは翌2009年USオープン制覇しつつ2010年に手首の手術でツアー離脱。キャリアをとおしての双方の対戦成績は、デルポトロの2勝0敗(すべてストレート勝ち)。全くの個人的な私見ですが、多少の因縁を感じます。また、GS1冠ということで大きく水をあけられてはいますがデルポトロは、同世代のライバルであり超えていかねばならない&超えるべき価値のある壁(ベンチマーク)でもあると思います。
錦織、デルポトロ、共にまだフィジカルが万全ではなく一時期の輝きを取り戻しきってはいないようですが、非常に見ごたえのある面白い試合になりそうな気がします。期待して試合(ドラマ)開始を待ちたいと思います。
連日さまざまなドラマが生まれているウィンブルドン2012。
今のところそのドラマの最たるものと言えそうなのが、7年ぶりに2回戦敗退したナダルと、そのナダルに勝利した今大会初出場(これまで5年間すべて予選1回戦敗退)のロソルでしょう。ちなみにロソルのランキングは100位(最高で2011年に65位)。グランドスラムでの目立った戦績はおもにローランギャロスであげており、今年は2回戦進出(モナコに敗退)、昨年は3回戦まで進んでいます。キャリアタイトルは、2012年にドーハで獲ったダブルスタイトル1つのみ。
●ナダル敗れる 7年ぶりの2回戦敗退[tennis365.net]
●ナダル敗退「つらい」[日刊スポーツ]
●中断で流れ手放す=全仏覇者ナダル「非常に失望」
[時事ドットコム]
●LUKAS ROSOL[ATP]
●Nadal vs Rosol MATCH STATISTICS[wimbledon]
下記にいつ消えるともわかりませんが試合の動画を埋め込んでおきます。
とにかくすごいのは、ロソルが自分を信じきり最後まで攻撃的に打ちきったこと(およびそれに伴うフィジカル)ではないでしょうか。試合終了までリスクテイクしベットしコールし続けたような印象です(当時はナダルの脚の状態が良くなかったとはいえ、ローランギャロス2009でのソダーリン(ソデルリング、セーデリング)を彷彿)。いわゆるゾーンに入っていたのでしょうけれど、プレーレベルもさることながらメンタルも相当なのだと思います。逆にいえば、フルセット試合終了までリスクテイクしベットしコールし続けないと勝たせてくれなかった相手(ナダル)も凄いわけですが……。
メディア的には大波乱&奇跡という枕詞とともに語られる事の多い出来事ではありますが、確かに全く予見できなかったわけで首肯せざるを得ないものの、ロソルのこのプレーパフォーマンスそれ自体の萌芽は、ランキングヒストリーの上昇傾向を見る限り微妙に昨年から今年前半にかけて現れていたような気がします。結果論ですけれども。
そしてもう一つのドラマは、ベスト16入りをかけたデルポトロ対錦織の試合実現でしょう。錦織が初めてGSベスト16入りを果たしたUSオープン2008にて、錦織(1989年生まれ)のベスト8進出を阻止したのがデルポトロ(1988年生まれ)。当時、下記のような記事を書いていました。
●『錦織の将来性(現時点想定)』(2008年09月05日)
●『錦織対デルポトロ、大局的見所』(2008年09月01日)
当時の試合の動画も一部埋め込んでおきます。
その後、錦織は2009年に肘の手術などでツアー離脱、デルポトロは翌2009年USオープン制覇しつつ2010年に手首の手術でツアー離脱。キャリアをとおしての双方の対戦成績は、デルポトロの2勝0敗(すべてストレート勝ち)。全くの個人的な私見ですが、多少の因縁を感じます。また、GS1冠ということで大きく水をあけられてはいますがデルポトロは、同世代のライバルであり超えていかねばならない&超えるべき価値のある壁(ベンチマーク)でもあると思います。
錦織、デルポトロ、共にまだフィジカルが万全ではなく一時期の輝きを取り戻しきってはいないようですが、非常に見ごたえのある面白い試合になりそうな気がします。期待して試合(ドラマ)開始を待ちたいと思います。
コメント 【注意】投稿ボタン押下後、処理に2分ほど要します
この記事へのコメントはありません。