2009年02月02日
全豪オープン2009素人雑感
おつかれさまです。ふぇでらです。
全豪(オーストラリアン)オープン2009、ナダルがフェデラーを7-5, 3-6, 7-6 (7-3), 3-6, 6-2で下し優勝。ハードコートのグランドスラムでは初優勝、そして生涯ゴールデンスラム達成まであと全米オープンのみという状況になりました(ほか、ツアー最終戦のタイトルも未)。
○ナダルが優勝、スペイン勢として初◇全豪オープン [tennis365.net]
○ナダル フェデラー破り全豪チャンピオンに [Sports@nifty]
ライブストリーミングで、ずっと観てました(すいません、途中、夕食で中座しました)。正直、フェデラーの調子はあまりよくなかったと思います。が、それ以上に、ナダルの基礎的な力がすでにフェデラーと同等かある状況では上回っている結果としての、ナダル優勝だと感じます。
■ラファが時代を明確に遷移させていく
いつかはこうなると思っていましたし。フェデラーファンですが、別にショックではありません(否、少しショック)。いつかナダルの時代が来ることは必定ですし。過去にもそういう憶測を書いています。
○『1位の創始と終焉、素人予測』(2008年08月21日)
○『1位争い:ATP2009年憶測』(2009年01月10日)
■フェデラーの調子が良ければ……(たられば)
ナダルの地力がフェデラーを凌駕しつつあることは間違いありませんし、今後、差は開いていく可能性が高いと思います。が、やはりフェデラーの調子があまりよくなかったのが、残念です。まず、ファーストサービスの確率があまり高くなかったですし……。正直、フェデラーはファーストサービスの確率が高くなければ、なかなか地力で勝るナダルには勝てないような気がします(素人的見解)。
逆に言えば、調子がよければフェデラーが勝てた試合だったと思います(調子が良いほうが勝つというのは、至極当然のことかもしれませんが、2007年までなら、多少調子が悪くとも勝てる状況が多かったと思います)。でも、ナダルも多分絶好調ではなかったように見えました(素人見解)。
試合後半は、フィジカル的にもきつくなっているような感じを受けました(素人的見解)。まだ、ウイルス性疾患の影響を完全に払拭できていないような気も(ファンの贔屓目ですかそうですか)。また、ナダルの逆を早めに無理に突こうとして逆にミスが多くなっていったような気も。フェデラーはナダルに対して、戦術やショットの選択やチョイスがあまり有効にならないといいますか、テンポが根本的に合わないのではないかという思いも(素人憶測。あるいは、それだけナダルのストロークがすごい&レフティのヘビースピンだから?)。
■感極まった万感の涙か、不屈の向上心の悔しさか
試合後のセレモニーのスピーチでは、フェデラーが涙に声を詰まらせるシーンも。私は男なのでそんなにウルッとこなかったですが、女性のファンの方ならもらい泣きしたのではないでしょうか。
ネタ的にはスルーしてそっとしておくべきデリケートな話題だとは思いますが……。リアルタイムで観ていた素人の感想としては以下のように感じました(独断&偏見)。
・ハードコートでナダルに負けた、純粋な悔しさ
・大きな大会に狙いを絞っているのに、最初のGSを取れなかった落胆
・勝てない試合ではなかったのに落としてしまった、不甲斐なさ
・自分の時代が終わりつつありナダルの時代がきつつある、焦燥
上記のような感情が、複雑に絡み合い抑えきれなかったのだろうかと推察しています。正直、勝者のナダルのことを考えると、泣いてほしくなかったような気もします。が、極限の状態の中で常に勝利を求め続け求められ続け、事実、一時代を長期にわたって築き上げてきたトッププレーヤーだからこその涙だとも思います。この、フェデラーの涙は、ファンとしては本当に感慨深くそして複雑です。
■フェデラーの挑戦はまだ終わらない
ただ、一つだけ。最後にフェデラーが強打してラインオーバーしゲームセットだったと思うのですが、ここにファンとしては今後期待していきたいです。リアルタイムでネット観戦していた当時は、「そういうとこ、もっと繋げていこうよ(;´Д`)ハァハァ」とやるせない気持ちでしたが、一夜明けた今となっては、ポイントではなく次の大会に繋がる1打ではないかと思うようになりました(ファンの贔屓目ですかそうですか)。なにせ、今年はまだ10ヶ月あります。ナダルは1位にふさわしいですし維持する力もあると思いますが、まだまだフェデラーも対抗勢力としては最強です。ガンガン立ち向かって挑戦していくと感じています(多分)。
フェデラーが完全にウイルス性疾患に水を差された昨年と違い、今年はATPツアーが非常に面白くなりそうな予感がします。ファンとしてはまだまだフェデラーの全仏制覇の夢を諦めていませんし、全英と全米のタイトルも可能性は高いと思います。同時に、ナダルの全米初制覇&生涯ゴールデンスラム達成も可能性は高いと思いますが。ジョコビッチやマレーもこんなものではないでしょうし、シモン、ツォンガ、ベルダスコ、デルポトロも侮れませんし。
とにかく、選手の皆さん、今年最初のグランドスラム、お疲れ様でした。
全豪(オーストラリアン)オープン2009、ナダルがフェデラーを7-5, 3-6, 7-6 (7-3), 3-6, 6-2で下し優勝。ハードコートのグランドスラムでは初優勝、そして生涯ゴールデンスラム達成まであと全米オープンのみという状況になりました(ほか、ツアー最終戦のタイトルも未)。
○ナダルが優勝、スペイン勢として初◇全豪オープン [tennis365.net]
○ナダル フェデラー破り全豪チャンピオンに [Sports@nifty]
ライブストリーミングで、ずっと観てました(すいません、途中、夕食で中座しました)。正直、フェデラーの調子はあまりよくなかったと思います。が、それ以上に、ナダルの基礎的な力がすでにフェデラーと同等かある状況では上回っている結果としての、ナダル優勝だと感じます。
■ラファが時代を明確に遷移させていく
いつかはこうなると思っていましたし。フェデラーファンですが、別にショックではありません(否、少しショック)。いつかナダルの時代が来ることは必定ですし。過去にもそういう憶測を書いています。
○『1位の創始と終焉、素人予測』(2008年08月21日)
○『1位争い:ATP2009年憶測』(2009年01月10日)
■フェデラーの調子が良ければ……(たられば)
ナダルの地力がフェデラーを凌駕しつつあることは間違いありませんし、今後、差は開いていく可能性が高いと思います。が、やはりフェデラーの調子があまりよくなかったのが、残念です。まず、ファーストサービスの確率があまり高くなかったですし……。正直、フェデラーはファーストサービスの確率が高くなければ、なかなか地力で勝るナダルには勝てないような気がします(素人的見解)。
逆に言えば、調子がよければフェデラーが勝てた試合だったと思います(調子が良いほうが勝つというのは、至極当然のことかもしれませんが、2007年までなら、多少調子が悪くとも勝てる状況が多かったと思います)。でも、ナダルも多分絶好調ではなかったように見えました(素人見解)。
試合後半は、フィジカル的にもきつくなっているような感じを受けました(素人的見解)。まだ、ウイルス性疾患の影響を完全に払拭できていないような気も(ファンの贔屓目ですかそうですか)。また、ナダルの逆を早めに無理に突こうとして逆にミスが多くなっていったような気も。フェデラーはナダルに対して、戦術やショットの選択やチョイスがあまり有効にならないといいますか、テンポが根本的に合わないのではないかという思いも(素人憶測。あるいは、それだけナダルのストロークがすごい&レフティのヘビースピンだから?)。
■感極まった万感の涙か、不屈の向上心の悔しさか
試合後のセレモニーのスピーチでは、フェデラーが涙に声を詰まらせるシーンも。私は男なのでそんなにウルッとこなかったですが、女性のファンの方ならもらい泣きしたのではないでしょうか。
ネタ的にはスルーしてそっとしておくべきデリケートな話題だとは思いますが……。リアルタイムで観ていた素人の感想としては以下のように感じました(独断&偏見)。
・ハードコートでナダルに負けた、純粋な悔しさ
・大きな大会に狙いを絞っているのに、最初のGSを取れなかった落胆
・勝てない試合ではなかったのに落としてしまった、不甲斐なさ
・自分の時代が終わりつつありナダルの時代がきつつある、焦燥
上記のような感情が、複雑に絡み合い抑えきれなかったのだろうかと推察しています。正直、勝者のナダルのことを考えると、泣いてほしくなかったような気もします。が、極限の状態の中で常に勝利を求め続け求められ続け、事実、一時代を長期にわたって築き上げてきたトッププレーヤーだからこその涙だとも思います。この、フェデラーの涙は、ファンとしては本当に感慨深くそして複雑です。
■フェデラーの挑戦はまだ終わらない
ただ、一つだけ。最後にフェデラーが強打してラインオーバーしゲームセットだったと思うのですが、ここにファンとしては今後期待していきたいです。リアルタイムでネット観戦していた当時は、「そういうとこ、もっと繋げていこうよ(;´Д`)ハァハァ」とやるせない気持ちでしたが、一夜明けた今となっては、ポイントではなく次の大会に繋がる1打ではないかと思うようになりました(ファンの贔屓目ですかそうですか)。なにせ、今年はまだ10ヶ月あります。ナダルは1位にふさわしいですし維持する力もあると思いますが、まだまだフェデラーも対抗勢力としては最強です。ガンガン立ち向かって挑戦していくと感じています(多分)。
フェデラーが完全にウイルス性疾患に水を差された昨年と違い、今年はATPツアーが非常に面白くなりそうな予感がします。ファンとしてはまだまだフェデラーの全仏制覇の夢を諦めていませんし、全英と全米のタイトルも可能性は高いと思います。同時に、ナダルの全米初制覇&生涯ゴールデンスラム達成も可能性は高いと思いますが。ジョコビッチやマレーもこんなものではないでしょうし、シモン、ツォンガ、ベルダスコ、デルポトロも侮れませんし。
とにかく、選手の皆さん、今年最初のグランドスラム、お疲れ様でした。
フェデラーのバックハンドは、かなり機能していたような気がします。ナダルのスーパーエッグボールをシングルバックハンドでライジング気味に厚くハードヒットするのには、驚嘆しました。
ただファーストサービスが……。・°°・(>_<)・°°・。
ナダル並の64%の確率だったなら、勝てた……はず……たぶん……もしかしたら……おそらく……。
昨日の表彰式、複雑でした・・・
あんなフェデラー・・・ちょっと辛かったです・・(><)
次の大会では立ち直ったフェデラーが見られるんでしょうか。
心配しつつ期待して待ちます・・
全豪が終わりました。すごい戦いだったと思います。なかでもナダルの進化には目を見張るものがあり想像をはるかに上回るプレーを大会を通して維持していたことに驚きます。準決勝、決勝とタフな試合を本当に強靭な意志とフィジカルで乗り切ったことに感動を覚えます。
しかし、その怪物になりはじめているナダルに真っ向から戦い続けるフェデラーの姿も王者としての風格、そしてプライドを感じます。
負けて流す涙、その裏にある努力を考えると言葉では言い尽くせないものがありました。
ATPツアーの幕開けにふさわしいドラマチックな大会に正直拍手を送りたいです。
正直、私もいろいろな意味で複雑でした。フェデラーは今年28歳。ナダルは今年23歳です。やはり、時代の流れというのは無視できないと思います。
しかし、ストロークの力&粘り勝負こそナダルのほうが上ですが、鋭さや瞬間的攻撃力はフェデラーがまだ優れていると思います。バックハンドも良かったですし。本当に、サービスだけの問題だったと思います。私は、こうなった以上、フェデラー全仏初制覇を強く願っていますf(^^;)。
▼さすらいの浩さん、コメントありがとうございます。
ナダルは化け物ですねf(^^;)。攻撃タイプのフェデラーとカウンタータイプのナダルには、存在自体に運命のあやを感じます。攻撃タイプのフェデラーが下り坂に差し掛かるときに、カウンタータイプのナダルが全盛期に差し掛かるのですから。正直、そうなるとタイプ的にもフェデラーに分が悪いですf(^^;)。
涙に声を詰まらせたのは、ぶっちゃけカルチャーショックでした。私が何かで負けて涙を流したのはいつ以来でしょうか。ここ数年は記憶にないです。地元のオープン大会で負けても涙は出ませんでした。フェデラーの涙は、戦うためにいろいろなものを犠牲にしてきた人間だからこその、涙だと思います。最初のGSでこのドラマ性ですので、今年はこれからもすごいことがどんどん起きそうですf(^^;)。