2007年07月16日
ウィンブルドン2007素人雑感
おつかれさまです。ふぇでらです。
ウィンブルドン2007が終わって、早くも1週間。で、遅れましたが、まとめ記事など書いてみようと思いますf(^^;)。ただし、テニス始めて1年ちょいの素人の独断と偏見の記事ですので、そのあたりご了承願いますf(^^;)。
■ドロー全体を振り返って
注目すべきは、グランドスラムで初のベスト4進出を果たしたガスケと、全仏に続きGS2大会連続ベスト4のジョコビッチでしょう。特にガスケは、ようやく来るべき位置に来たという感じです(;´д⊂)。2007年のウィンブルドンは、ガスケの大会だったといっても過言ではないでしょう。今後この経験がどう活かされるか注目です。
ジョコビッチについては、もう完全にフェデラー、ナダルに次ぐ第3勢力筆頭となりましたね。全仏と全英でともにベスト4というのは、彼のポテンシャルと将来性の高さを如実に表していると思います。当然、全米でもベスト4以上を期待してしまいます(マレーが焦りを感じなければいいですが……。全米ではマレーのベスト4を祈っています)。
そのほかに目にとまったのは、ナダル対ソデルリング(ソダーリン)戦f(^^;)。足掛け5日の試合ということもありますが、ナダルの試合中のルーティンに対してソデルリングが不満を表したのが興味深いです。世間的にはソデルリングが悪いような雰囲気ですが、一観客ではなく実際に自分がナダルと対戦していると仮定した場合、多分私も内心ナダルに苛立ちを隠せないでしょうねf(^^;)。自分が負けているならなおさらf(^^;)。私はナダルのことは嫌いではありませんが、コイントス前に相手を待たせてベンチでゼリーを食べるぐらいなら、入場前に食べておけばと思うこともしばしばですf(^^;)。完全に戦略でしょうねアレは。一ファンとして見る限りでは、外野を気にせず頑なに自分のペースを堅持している姿は好印象なのですが……。
■決勝戦雑感
さて、そのナダルですが運悪く優勝を逃してしまいました。ただ、今後怪我や故障しないかぎり毎年のように全仏と全英の連続制覇が狙えると思いますので、フェデラーファンとしては非常に憂鬱ですf(^^;)。
ここ最近のフェデラーの傾向なのかどうか分かりませんが、フラット系で攻めるよりもスピン系でやや守備的にプレーを展開していたようにみえました。これはナダルを警戒してか自身の調子から判断してかネットの高いところをとおして安全にゲームを進めるという意図だったのでしょうか。それとも、ナダルとのこれまでの対戦の中で、スピン系を主体にした新しい次のテニスの戦い方を見いだし披露しているのでしょうか(視点の上下動がある分、フラット系よりナダル並みのスピン系のほうがショットとして有効でしょうし)。それとも単に、ナダルの切り返しウィナーに対応する時間的余裕を創るための戦術だったのでしょうか……。
フェデラーが本来のプレーを遺憾なく発揮しだしたのは、最終セットの後半からだと思います。“後の先”を得意とするナダルに対し警戒していたのだと思いますが、個人的にはマスターズシリーズ・ハンブルグ並みのアグレッシブさを序盤から発揮して欲しかったところ。
フェデラーはあきらかに、サービスを軸に展開していこうとしていたと思います。事実、サービスエースはナダルの1に対してフェデラーは24。それだけ、ナダルとのストローク戦を恐れていたということでしょう。サービス力のおかげでナダルに勝てた……のかもしれませんf(^^;)。ただ、ナダルもサービスは今後どんどん向上させていくでしょう。なにせ、決勝戦のファーストサービス最速では、ナダルのほうがフェデラーを上回っていますし(スピード以外の要素こそ大切なのでしょうけど)。
■今後の不安と期待
26歳のフェデラーに対し、21歳のナダル(20歳のジョコビッチf(^^;))。フェデラーは全仏ではナダルに1セットしか取れていませんし、ナダルが万全な限り全仏制覇は難しいかもしれませんね(それどころか、全英の6連覇も危ういかも……)。ナダルというプレイヤーさえいなければ、フェデラーが全仏も3連覇していておかしくないというのに……。フェデラーは今後、テニスでの勝負ではなく時間との勝負になっていきそうな予感……。
昨年の全米オープンのとき、フェデラーとゴルフのタイガー・ウッズとのことが取りざたされていましたが、私にとってはむしろ、ナダルとタイガー・ウッズこそ似ている気がします。タイガー・ウッズはゴルフにフィジカルという概念を定着させましたが、同じようにナダルも、テニスにフィジカルの重要性を再認識させているからです。もしかするとテニスプレイヤーは今後、ナダル以前とナダル以後というふうに分けられるかもしれません。
フェデラーファンとしては、フェデラーの1位陥落とナダルの1位躍進というターニングポイントを、心して見据えたいと思います。そこからまったく新しい対立軸の今まで以上にエキサイティングなテニスドラマがきっと始まるはず。より人間味溢れるフェデラーが見られる可能性も、大でしょう。
そういうなにかを予感させる、ウィンブルドン2007でした(ちなみにフェデラーファンとしてここだけの話、全英6連覇よりも全仏決勝でナダルを破って初制覇を、より望んでいますf(^^;))。
素人のまとまりのない長文を最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ウィンブルドン2007が終わって、早くも1週間。で、遅れましたが、まとめ記事など書いてみようと思いますf(^^;)。ただし、テニス始めて1年ちょいの素人の独断と偏見の記事ですので、そのあたりご了承願いますf(^^;)。
■ドロー全体を振り返って
注目すべきは、グランドスラムで初のベスト4進出を果たしたガスケと、全仏に続きGS2大会連続ベスト4のジョコビッチでしょう。特にガスケは、ようやく来るべき位置に来たという感じです(;´д⊂)。2007年のウィンブルドンは、ガスケの大会だったといっても過言ではないでしょう。今後この経験がどう活かされるか注目です。
ジョコビッチについては、もう完全にフェデラー、ナダルに次ぐ第3勢力筆頭となりましたね。全仏と全英でともにベスト4というのは、彼のポテンシャルと将来性の高さを如実に表していると思います。当然、全米でもベスト4以上を期待してしまいます(マレーが焦りを感じなければいいですが……。全米ではマレーのベスト4を祈っています)。
そのほかに目にとまったのは、ナダル対ソデルリング(ソダーリン)戦f(^^;)。足掛け5日の試合ということもありますが、ナダルの試合中のルーティンに対してソデルリングが不満を表したのが興味深いです。世間的にはソデルリングが悪いような雰囲気ですが、一観客ではなく実際に自分がナダルと対戦していると仮定した場合、多分私も内心ナダルに苛立ちを隠せないでしょうねf(^^;)。自分が負けているならなおさらf(^^;)。私はナダルのことは嫌いではありませんが、コイントス前に相手を待たせてベンチでゼリーを食べるぐらいなら、入場前に食べておけばと思うこともしばしばですf(^^;)。完全に戦略でしょうねアレは。一ファンとして見る限りでは、外野を気にせず頑なに自分のペースを堅持している姿は好印象なのですが……。
■決勝戦雑感
さて、そのナダルですが運悪く優勝を逃してしまいました。ただ、今後怪我や故障しないかぎり毎年のように全仏と全英の連続制覇が狙えると思いますので、フェデラーファンとしては非常に憂鬱ですf(^^;)。
ここ最近のフェデラーの傾向なのかどうか分かりませんが、フラット系で攻めるよりもスピン系でやや守備的にプレーを展開していたようにみえました。これはナダルを警戒してか自身の調子から判断してかネットの高いところをとおして安全にゲームを進めるという意図だったのでしょうか。それとも、ナダルとのこれまでの対戦の中で、スピン系を主体にした新しい次のテニスの戦い方を見いだし披露しているのでしょうか(視点の上下動がある分、フラット系よりナダル並みのスピン系のほうがショットとして有効でしょうし)。それとも単に、ナダルの切り返しウィナーに対応する時間的余裕を創るための戦術だったのでしょうか……。
フェデラーが本来のプレーを遺憾なく発揮しだしたのは、最終セットの後半からだと思います。“後の先”を得意とするナダルに対し警戒していたのだと思いますが、個人的にはマスターズシリーズ・ハンブルグ並みのアグレッシブさを序盤から発揮して欲しかったところ。
フェデラーはあきらかに、サービスを軸に展開していこうとしていたと思います。事実、サービスエースはナダルの1に対してフェデラーは24。それだけ、ナダルとのストローク戦を恐れていたということでしょう。サービス力のおかげでナダルに勝てた……のかもしれませんf(^^;)。ただ、ナダルもサービスは今後どんどん向上させていくでしょう。なにせ、決勝戦のファーストサービス最速では、ナダルのほうがフェデラーを上回っていますし(スピード以外の要素こそ大切なのでしょうけど)。
■今後の不安と期待
26歳のフェデラーに対し、21歳のナダル(20歳のジョコビッチf(^^;))。フェデラーは全仏ではナダルに1セットしか取れていませんし、ナダルが万全な限り全仏制覇は難しいかもしれませんね(それどころか、全英の6連覇も危ういかも……)。ナダルというプレイヤーさえいなければ、フェデラーが全仏も3連覇していておかしくないというのに……。フェデラーは今後、テニスでの勝負ではなく時間との勝負になっていきそうな予感……。
昨年の全米オープンのとき、フェデラーとゴルフのタイガー・ウッズとのことが取りざたされていましたが、私にとってはむしろ、ナダルとタイガー・ウッズこそ似ている気がします。タイガー・ウッズはゴルフにフィジカルという概念を定着させましたが、同じようにナダルも、テニスにフィジカルの重要性を再認識させているからです。もしかするとテニスプレイヤーは今後、ナダル以前とナダル以後というふうに分けられるかもしれません。
フェデラーファンとしては、フェデラーの1位陥落とナダルの1位躍進というターニングポイントを、心して見据えたいと思います。そこからまったく新しい対立軸の今まで以上にエキサイティングなテニスドラマがきっと始まるはず。より人間味溢れるフェデラーが見られる可能性も、大でしょう。
そういうなにかを予感させる、ウィンブルドン2007でした(ちなみにフェデラーファンとしてここだけの話、全英6連覇よりも全仏決勝でナダルを破って初制覇を、より望んでいますf(^^;))。
素人のまとまりのない長文を最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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