2008年05月12日
砂入り人工芝問題
おつかれさまです。ふぇでらです。
過去記事『スマッシュ6月号』(2008年04月27日)の後半部分でも触れさせていただきました、クルム伊達選手復帰にともないフォーカスされてきている“砂入人工芝問題”。
しんころさんのところでも『オムニコートの弊害』という記事がアップされています。そちらのほうでもリンクがありますが、今一度、関連ページを下記にまとめてみます。
○伊達公子公式ブログ Always Smile
『岐阜・福岡・久留米でシングルス出場!』
○長塚京子公式ブログ 気合入れていこう!
『人工芝コートは終わりに。』
『お返事ありがとうございます!日本以外の国では・・・』
○ライター内田氏のブログ LALALAスポーツのほほん漫遊録
『テニスで「世界に行く」ということ<サーフェス編>』
『オムニコート論争、その後』
○教えてgoo
『オムニコートってどう思いますか?』
○熱血なコーチによる熱血な日記
『スリクソンはどうなの?』
○かも~んっ!て叫びたい。
『オムニコート』
○弱者のテニスライフ
『オムニコートを考える』
■プレーが楽(身体がではなく)なのは砂入人工芝
テニス始めて今年5月で丸2年のNTRPレイティングで3.5程度の私ですが、私レベルですと、砂入人工芝コートは、非常に楽ですね。楽というのは、プレーするのが、です。一度、私が住む県の県庁所在地までテニスをしに行ったのですが、そこはハードコート(コンクリート)でした。正直、ストロークはほぼすべて差し込まれて振り遅れ(^_^;)。1時間経過後ぐらいに、ようやくなんとか微妙にアジャストできるようになりましたが……。
そのとき初めて、砂入人工芝という適度なバウンド&スピードの温室サーフェスでプレーしていることを自覚しました。ちなみに私、昨年10月に砂入人工芝でフットワーク中に靴底の縁が引っ掛かり左足首靭帯断裂の経験あります。それでもやはりプレーするのが楽なのは(体の負担が楽なのではなく)、砂入人工芝です。慣れもあると思います。
しかしながら個人的に一番好きなのは、クレーコート(できればアンツーカーなのですが、校庭みたいな土コートでも可)。高校時代にやっていた軟式テニスも、校庭みたいな土コートでしたし。スライドもしやすいです。ただし、イレギュラーはやはりイヤ(このあたりの考えが、温室へたれプレイヤーf(^^;))。地元にも砂入人工芝コート6面にクレーコート(校庭みたいな土コート)2面ありますが、クレーコートはいちいちネットを張らないといけない上に、あろうことかコートに雑草が生えている始末(^_^;)。サービス前のボールつきのときにイレギュラーすることも、ザラです(^_^;)。
■道具はプロモデルでコートは砂入人工芝の滑稽
維持費や管理などの問題は素人の私には分かりません。それに私は、雨が降っていてもコートが濡れていてもテニスがしたい人間でもありません。なので個人的には、砂入人工芝ではなく、ハードコート(コンクリートでも可)かクレーコート(校庭コートでも可)を、私も望みます。なぜなら、世界でATP&WTAプレイヤーが主にプレーしているのは、ほとんどがハードコートかクレーコートだからです。少なくとも私は、ATPのトップランカーが砂入人工芝コートでプレーしているのを、GAORAでは観たことがありませんf(^^;)。
正直、私も含めてラケットやウェアやシューズをプロ使用(と謳われている)モデルでそろえている方はたくさんいらっしゃると思います。では、そのプロ使用モデル使って、日本オリジナルの初心者用(砂入人工芝)サーフェスでプレーするというのはOKなのですか? ボールも(多分)日本オリジナルのフォートでOKなのですか? プロの連続写真などが雑誌に掲載されていますが、サーフェスやボールが違えば多少スイング(フットワーク)が変わると思いますが、砂入人工芝とフォートでのスイング(フットワーク)の参考になりますか(これは多少例えが強引ですけど……)?
素人の観点では個人的な見解として、上記のように「プロプレイヤーに憧れを持っているのだから、サーフェスも同じようなサーフェスでテニスをしたい」というのが、私の単純な意見・希望です。ハードコートなら、ブラシがけも要りませんし(多分。ただし、地震によるひび割れの問題があるみたいですが)、むしろ砂入人工芝より降雨に強いような気も(すぐ乾くと思いますので)。なにより、ハードコートなら全豪オープンと全米オープン、クレーコートならローランギャロスをイメージして、練習&試合ができそうです(/ω\)。
■日本の携帯電話業界=日本限定プロプレイヤーか
で、プロプレイヤーに限った意見を述べますと、個人的な意見として「戦う頻度が高いサーフェスで練習およびプレーするのが合理的では?」と考えます。つまり、国内限定のようなプロは砂入人工芝で、世界(ATPやWTAツアー)を目指すプロはハードコートかクレーコートで主に練習&試合すべきだと思います。
比喩表現になりますが……。テンプレートないしはフォーマットは、多いより少ないほうが効率的です。ハードコートとクレーコートという2つの書類フォーマットがグローバルスタンダードならば、わざわざ砂入人工芝という別書類フォーマットをあらかじめ作っておくのは、コストパフォーマンスに悪影響だと考えます。ならば、砂入人工芝についてはハードコートとクレーコートという書類フォーマットの、特記事項という欄に追記するようにしたほうが良いです。
世界標準における特記事項の追記レベルのものに、時間の大半を費やし、わざわざ砂入人工芝専用の詳細な書類フォーマットを作って担当者に見せても、外資系企業の担当者ならばマイナス評価にさえなりうると思います(憶測です)。国内なら、きめが細かいという評価でプラス評価(ただし、サービス残業扱いで)かもしれませんが(憶測です)。
いずれにしろ、日本市場に特化しすぎ海外シェアをまったく取れなくなった日本の携帯電話メーカーと、現在の日本国内を主戦場としているプロテニス選手の現況は、よく似ているような気がします(推測ですが、おそらく現状認識および現状戦略も似ているような気がします)。
■世界に目が行くのは、市場成熟過程の必然
個人的には、今後おそらく、サーフェスもボールも、グローバルスタンダードなものに移行していく流れになると予想します(明確な移行時期やスパンは分かりませんが)。これは、私たち一般テニス愛好家のニーズとして自然な流れだと思います。少なくとも私は、へたれプレイヤーではありますがだからこそ、テニスギアもボールもサーフェスも、ATPツアーとほぼ同じものを使ってプレーしたいですf(^^;)。
また、メディアにテニスを露出させるためには、海外プレイヤーを容易に国内参戦させ、かつ、国内プロも同じ土俵で世界で戦うという図式が一番手っ取り早く、それらを構築する上で、サーフェスの標準準拠が必須だと思います(多分……)。国内プロテニスはもう日本人だけの閉じた世界では、よほどの美人プレイヤーかイケメンプレイヤーが大勢彗星のごとく現れない限り、どうやっても野球やサッカーのように盛り上がる要素はない気がします。
以上、すべて浅薄な知識に基づく、独断と偏見の意見です。ご了承ください。最後にもう一度繰り返しますが、私が今のところ一番気持ちよくストレスフリーでプレーできるのは、砂入人工芝コートです。が、それでも、緩やかに砂入人工芝コートを否定、ハードコートとクレーコートを支持していきたいです。
過去記事『スマッシュ6月号』(2008年04月27日)の後半部分でも触れさせていただきました、クルム伊達選手復帰にともないフォーカスされてきている“砂入人工芝問題”。
しんころさんのところでも『オムニコートの弊害』という記事がアップされています。そちらのほうでもリンクがありますが、今一度、関連ページを下記にまとめてみます。
○伊達公子公式ブログ Always Smile
『岐阜・福岡・久留米でシングルス出場!』
○長塚京子公式ブログ 気合入れていこう!
『人工芝コートは終わりに。』
『お返事ありがとうございます!日本以外の国では・・・』
○ライター内田氏のブログ LALALAスポーツのほほん漫遊録
『テニスで「世界に行く」ということ<サーフェス編>』
『オムニコート論争、その後』
○教えてgoo
『オムニコートってどう思いますか?』
○熱血なコーチによる熱血な日記
『スリクソンはどうなの?』
○かも~んっ!て叫びたい。
『オムニコート』
○弱者のテニスライフ
『オムニコートを考える』
■プレーが楽(身体がではなく)なのは砂入人工芝
テニス始めて今年5月で丸2年のNTRPレイティングで3.5程度の私ですが、私レベルですと、砂入人工芝コートは、非常に楽ですね。楽というのは、プレーするのが、です。一度、私が住む県の県庁所在地までテニスをしに行ったのですが、そこはハードコート(コンクリート)でした。正直、ストロークはほぼすべて差し込まれて振り遅れ(^_^;)。1時間経過後ぐらいに、ようやくなんとか微妙にアジャストできるようになりましたが……。
そのとき初めて、砂入人工芝という適度なバウンド&スピードの温室サーフェスでプレーしていることを自覚しました。ちなみに私、昨年10月に砂入人工芝でフットワーク中に靴底の縁が引っ掛かり左足首靭帯断裂の経験あります。それでもやはりプレーするのが楽なのは(体の負担が楽なのではなく)、砂入人工芝です。慣れもあると思います。
しかしながら個人的に一番好きなのは、クレーコート(できればアンツーカーなのですが、校庭みたいな土コートでも可)。高校時代にやっていた軟式テニスも、校庭みたいな土コートでしたし。スライドもしやすいです。ただし、イレギュラーはやはりイヤ(このあたりの考えが、温室へたれプレイヤーf(^^;))。地元にも砂入人工芝コート6面にクレーコート(校庭みたいな土コート)2面ありますが、クレーコートはいちいちネットを張らないといけない上に、あろうことかコートに雑草が生えている始末(^_^;)。サービス前のボールつきのときにイレギュラーすることも、ザラです(^_^;)。
■道具はプロモデルでコートは砂入人工芝の滑稽
維持費や管理などの問題は素人の私には分かりません。それに私は、雨が降っていてもコートが濡れていてもテニスがしたい人間でもありません。なので個人的には、砂入人工芝ではなく、ハードコート(コンクリートでも可)かクレーコート(校庭コートでも可)を、私も望みます。なぜなら、世界でATP&WTAプレイヤーが主にプレーしているのは、ほとんどがハードコートかクレーコートだからです。少なくとも私は、ATPのトップランカーが砂入人工芝コートでプレーしているのを、GAORAでは観たことがありませんf(^^;)。
正直、私も含めてラケットやウェアやシューズをプロ使用(と謳われている)モデルでそろえている方はたくさんいらっしゃると思います。では、そのプロ使用モデル使って、日本オリジナルの初心者用(砂入人工芝)サーフェスでプレーするというのはOKなのですか? ボールも(多分)日本オリジナルのフォートでOKなのですか? プロの連続写真などが雑誌に掲載されていますが、サーフェスやボールが違えば多少スイング(フットワーク)が変わると思いますが、砂入人工芝とフォートでのスイング(フットワーク)の参考になりますか(これは多少例えが強引ですけど……)?
素人の観点では個人的な見解として、上記のように「プロプレイヤーに憧れを持っているのだから、サーフェスも同じようなサーフェスでテニスをしたい」というのが、私の単純な意見・希望です。ハードコートなら、ブラシがけも要りませんし(多分。ただし、地震によるひび割れの問題があるみたいですが)、むしろ砂入人工芝より降雨に強いような気も(すぐ乾くと思いますので)。なにより、ハードコートなら全豪オープンと全米オープン、クレーコートならローランギャロスをイメージして、練習&試合ができそうです(/ω\)。
■日本の携帯電話業界=日本限定プロプレイヤーか
で、プロプレイヤーに限った意見を述べますと、個人的な意見として「戦う頻度が高いサーフェスで練習およびプレーするのが合理的では?」と考えます。つまり、国内限定のようなプロは砂入人工芝で、世界(ATPやWTAツアー)を目指すプロはハードコートかクレーコートで主に練習&試合すべきだと思います。
比喩表現になりますが……。テンプレートないしはフォーマットは、多いより少ないほうが効率的です。ハードコートとクレーコートという2つの書類フォーマットがグローバルスタンダードならば、わざわざ砂入人工芝という別書類フォーマットをあらかじめ作っておくのは、コストパフォーマンスに悪影響だと考えます。ならば、砂入人工芝についてはハードコートとクレーコートという書類フォーマットの、特記事項という欄に追記するようにしたほうが良いです。
世界標準における特記事項の追記レベルのものに、時間の大半を費やし、わざわざ砂入人工芝専用の詳細な書類フォーマットを作って担当者に見せても、外資系企業の担当者ならばマイナス評価にさえなりうると思います(憶測です)。国内なら、きめが細かいという評価でプラス評価(ただし、サービス残業扱いで)かもしれませんが(憶測です)。
いずれにしろ、日本市場に特化しすぎ海外シェアをまったく取れなくなった日本の携帯電話メーカーと、現在の日本国内を主戦場としているプロテニス選手の現況は、よく似ているような気がします(推測ですが、おそらく現状認識および現状戦略も似ているような気がします)。
■世界に目が行くのは、市場成熟過程の必然
個人的には、今後おそらく、サーフェスもボールも、グローバルスタンダードなものに移行していく流れになると予想します(明確な移行時期やスパンは分かりませんが)。これは、私たち一般テニス愛好家のニーズとして自然な流れだと思います。少なくとも私は、へたれプレイヤーではありますがだからこそ、テニスギアもボールもサーフェスも、ATPツアーとほぼ同じものを使ってプレーしたいですf(^^;)。
また、メディアにテニスを露出させるためには、海外プレイヤーを容易に国内参戦させ、かつ、国内プロも同じ土俵で世界で戦うという図式が一番手っ取り早く、それらを構築する上で、サーフェスの標準準拠が必須だと思います(多分……)。国内プロテニスはもう日本人だけの閉じた世界では、よほどの美人プレイヤーかイケメンプレイヤーが大勢彗星のごとく現れない限り、どうやっても野球やサッカーのように盛り上がる要素はない気がします。
以上、すべて浅薄な知識に基づく、独断と偏見の意見です。ご了承ください。最後にもう一度繰り返しますが、私が今のところ一番気持ちよくストレスフリーでプレーできるのは、砂入人工芝コートです。が、それでも、緩やかに砂入人工芝コートを否定、ハードコートとクレーコートを支持していきたいです。
やはり、中村選手に、
『可能な限り、オムニコートに自分のテニスを適応させないようにした』
とまで言わせ、テニス協会には、
『選手強化で一つ頭の痛い問題』、
『世界に通用しないコートサーフェース』
とまで言わせるサーフェス、
長塚プロの記事からは、危機感が伝わってきますね。
海外のツアーを回るトップ選手はともかく、これから伸びていくジュニア選手にとっては、メリットのないコートサーフェスだと思います。
こういったジュニアの大会が公営の施設を使って行われることが多い以上、我々一般愛好家が、砂入り人工芝コートを要望することは、
日本選手の弱体化につながる行為だと思っています。
もちろん、自分が一番プレーしてて気持ちのいいサーフェスを支持するのは、各プレーヤーの好みであり、自由なのはもちろんですけどね。
同じ雨に強いのなら、アンツーカーコートでプレーしたいですねぇ~。
贅沢な話ですが・・・(^_^;)
いつもお世話になってますkepaです。
ふぇでらさんのテニス感に共感する事が多々あり
ついつい投稿してしまいます。お許しを
砂入りオムニ確かに自分もなるべくプレーしたくない
サーフェスです。一番怖いのは怪我ですね捻挫や転んだ
時のダメージがクレーやハードに比べ大きいかと思います。
札幌テニス協会のコートはレッドクレーではないにしろ
しっかりと整備されたグリーンクレーコートです。
足の疲れ方がオムニに比べ楽ですよ、クレーコート
独特のスライディングショットがかっこいいんですよ。
私は、オムニでも、コートが濡れていたらテニスはしたくないと考えるヘタレですf(^^;)。なので、オムニコートの利点は、適度にボールが跳ねて適度にスライドできるという、中庸さだけですね。
言い方は悪いですが、去勢されたコート、それがオムニコートのような気がします。
個人的には、プロと同じコートサーフェスでプレーしたいと考えています。なので、ハードコートかクレーコートを望みます。
近年流行っているジョギングなどはアスファルトの上を長時間走りますが、それと比較すればハードコートでのプレーも一般愛好家に受け入れられる気がします。問題は、球足の速いコートへの慣れの問題だけで、それこそがもっとも大きな障壁なのではとも思います。
▼kepaさん、こんばんは。
グリーンクレーコートですか。いいですね。アメリカのATPの大会でよくあるクレーサーフェスと、同じようなものでしょうか。
プロに憧れる一般愛好家のなかでは、プロと同じハードコートやクレーコートでプレイしたいと思う層が必ず存在するでしょうし、Jrの強化にとっても世界標準であるハードやクレーサーフェスが必須でしょうし。
おそらく、今後少しずつ変わっていくような気がします。ハードコートやクレーコートであることを売りにするテニススクールなども出てくるのではと思います。