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スマッシュ6月号

                 
おつかれさまです。ふぇでらです。


『Tennis Magazine extra トッププレーヤー ベストショット 777』『テニスなるほどレッスン 丸ごと一冊「サービス」』を技術的な参考書としているため、(技術解説が半分以上を占める)月刊のテニス雑誌を購入する頻度が下がっています。が、スマッシュ6月号を購入しました。


『次世代のキーショットはこれだ!』という特集に喰いついてしまいましたf(^^;)。それ以外にもいろいろ気になる記事がありましたので、以下に備忘録的に記しておきます。




■次世代のキーショット
まず、巻頭技術特集の『次世代のキーショットはこれだ!』。これ、マーケティング的にはなかなかよい企画だと思います。この時期のテニス雑誌は季節柄、これからテニスを始める人用の初心者向け企画ページが多いのですが、そうすると既にテニスを楽しんでいる人にとっては、あまり魅力のない号になってしまいがちです。


しかし『次世代のキーショットはこれだ!』という企画を組めば、初心者にとってもある程度のレベルのテニス愛好家にとっても興味をひきつけることが可能になります。編集部の企画力に賛辞を贈りたいですねf(^^;)。


内容は……ジャンピングフォアハンドやフォアハンドジャックナイフやフェイクショットなどなどですが、個人的には、楽しめはしましたがそれ以上でも以下でもない感じですf(^^;)。私の場合、まず基本の精度を上げなければいけませんので(汗)。





■Jrの食事意識とか手首の痛みとか
プロコーチの神谷氏の新連載企画『庭球児たちよ、全国を目指せ!』のなかの一節に、非常に驚きました。以下に引用します。
“北海道でジュニアの合宿をしたとき、「昨晩の食事と今日の朝食」というテーマで話してもらったらトップの子はこう言った。「夕食は、今日からの3日間の合宿に備えて、動けるように肉類は食べませんでした。今日の朝食は、すぐに熱力に変わるようにパスタをソースなしで食べました」。”
ジュニア世代で既にトップ選手はこういう意識を持っているのですね。すごい。それでも、世界レベルで安定して勝てるプレイヤーは近年なかなか出てこないわけですから、世界の道は険しい……。


ほか、『JTAテニス・メディカルセミナー 「手首の痛みをなんとかしたい!」』に、興味深い話がありました。やはり身体の左側に巻き込むようにフォロースルーするスピン打法は、間違ったフォームだと手首を痛めやすい模様。三角繊維軟骨複合体に負荷がかかり小指側の手首付け根付近に痛みを覚えるようです。特にジュニアのオーバーユースで故障が発生するケースが多いとのこと。ほか、プレーヤーの筋力に見合わない重すぎるラケットも、腕への負担を増やす要因になるとのこと。超音波を使ったストレッチテストにより、ラケットダウンのたびに重みで腕が持っていかれ肘に継続的な負担がかかることが確認されているようです。





■ロジャーと錦織のインタビュー
『王者の真相』と題して、フェデラーの独占インタビュー記事が掲載されています。EBウイルス感染症関連についてかなり掘り下げたことを語っています。しかし気になったのは、フェデラーがAIGオープンについて以下のように語っている点。
“できるだけ移動を少なくしようとしているんだ。それで、ストックホルムの大会に出て、アジアには秋のマスターズだけにしようと。とくに今年は北京五輪もあるし。でも、来シーズンからはまた変わるかもしれないな。”
うーん、もうしばらくはAIGオープンには参戦しなさそうな感じがします。参戦するなら、30歳代になってからになるかもしれませんね。


錦織圭選手のインタビューも今月号に前編が掲載されています。サンノゼのロディクとの対戦時の威嚇行為について以下のように述べています。
“あの試合では本当にショックを受けてしまって……試合後も3日間くらいは、寝るときにもあの場面のことや、ロディックの言葉を思い出したりしました。でも、次にやられたとしたら、すでに一度経験したことなので、もう大丈夫だと思います。すごく、気持ちが強くなったと思います。”
この年代で憧れの選手に一種の“パワーハラスメント”を受けたら、そりゃへこみますねf(^^;)。錦織選手はさらに、逃げたいという気持ちばかりでもう試合どころではなく集中もできずやる気もなくなってしまったとも、述べています。錦織選手でもヘタレることもあるようで……f(^^;)。でも、ロディックはキャラ的に憎めない私f(^^;)。





■クルム伊達の現役挑戦
クルム伊達さん現役復帰についての記事が、非常に興味深かったです。以下に一部引用します。
“「技術はあるのにそれを試合で生かしきれない選手が多い。若い選手たちのテニスに対するモチベーションの持ち方にも疑問を持っている」。実は、この種の言葉は彼女と同世代の元選手たちからもよく聞かされる。”
ダブルスを組む予定の、奈良選手や土居選手らは身近にOJT? で元世界4位のメンタリティを学べる機会だと思いますので、頑張って欲しいところ。
“(前略)「砂入り人工芝の存在が、日本女子が世界に出て行けない理由の一つ」(中略)砂入り人工芝でのプレーは、プレーが短くできるハードコートと比べて身体の負担が大きいだけでなく、足元が引っかかるなどして「故障の危険も高い」こと。(中略)かつて森上亜希子も「砂入り人工芝で取ったポイントを持って、アメリカのハードコートに行っても、何の役にも立たない」と言い切っていたことがあるが(後略)”
砂入り人工芝云々については、伊達公子オフィシャルブログでも、いろいろ触れられています。


しかし、やっぱり砂入り人工芝って足元が引っかかりやすいんですねf(^^;)。つまり、シューズのソールの縁がフットワークの切り替えしの時に人工芝に引っかかってそのまま体重を乗せてしまい足首靭帯を切った私は、別に不運だったわけではなく、よくある話だったわけですなf(^^;)。



体/メンタル | 著者 ふぇでら 20:20 | 意見(4) | TB(0)
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小指側の手首付け根付近に痛みを覚える

おおおお~~、、やっぱ、間違ったふぉーむ、なのかなぁ~~

認めたくないんだけどぉぉぉぉぉっぉぉぉ。

とりあえず、ピュアドラ(軽いラケっト)で、命、つないでます~~。
投稿者 ゆとびっち 2008/04/27 20:42
≫ゆとびっちさん、こんばんは。
脇をある程度締めて、ラケットフェイスのやや先端側で打球し、遠心力を働かせてスピンをかけるのが、適切らしいです。

アウトサイドインではなくインサイドアウト、とのこと。

フォームは千差万別なので、なんともいえませんが……。

あとは、足腰の筋力低下が手首への負担を多くしているとも書いてありました。

やはり、一般のテニス愛好家レベルでは、フラットがベストなのでしょうか……f(^^;)。

私のSPホワイトはスイングウェイトがK61より重いですし……ううーん。今年1年はK61でいこうかなぁとも考えています……。まだ迷ってますが……。K61の100平方インチ290gがあればいいんですが……。あるいは、100平方インチでフレーム厚が22mm均一で290gのSP。
投稿者 ふぇでら 2008/04/27 21:06
こんばんは!
ナダル4連覇達成しちゃいましたね。

第二セット4-0でフェデラーリードの時にファイナルセットの事ばかり考えていたんですが、フェレール戦同様2ブレークダウンをものともせず粘るナダルに軍配が上がってしまいました。

途中集中が切れてしまったみたいですが、今日のフェデラーの試合を見た感じでは不調は脱し始めているようですね。今年のクレーシーズンもフェデラーの活躍が見れそうでなによりです。
投稿者 イヴァン 2008/04/28 00:07
≫イヴァンさん、こんにちは。
予定調和的に、4連覇達成ですね。ここまでくると、すがすがしいです。

運やアグレッシブさで2ブレークするフェデラーに対し、地力や経験で着実にブレークバックするナダル。どちらが勝つかは明白でしょう。

が、着実にクレーコートでのプレーレベルを引き上げてきているフェデラー。

いかにナダルとはいえ、ハードコートやグラスコートのフェデラーやサンプラスがそうであるように、5連覇以降は苦しいのではとみています。

来年以降、フェデラーのクレーコートでの戦績に期待しています。

ですが、ナダルはクレーコートでは規格外の化け物である可能性も……f(^^;)。つまり、10連覇ぐらいしそうな気も……。
投稿者 ふぇでら 2008/05/03 10:23








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