2011年10月16日
上海マスターズ2011 準決勝、マレー vs 錦織
おつかれさまです。ふぇでらです。
錦織vsマレーという準決勝カードが実現した、上海マスターズ2011。ネット上のライブストリーミングにてネット観戦し状況はわかっていたのですが、より質の高い映像で細かい機微が観られるため22時30分からのGAORA放送(しかし準決勝は以前はライブ放送だったような……)を楽しみにしていました。
が、放映はフェレールvsロペス戦から。フルセット戦だったので、錦織vsマレー戦は25時も過ぎた頃。フェレールvsロペス戦が思いのほか面白かったので、心が折れずに済んでよかったです……。
結果だけを見ると、錦織vsマレー戦は3-6 0-6で錦織が敗退。ただ、なかなか見所のある試合でした。
●錦織はマレーに敗退 決勝進出ならず[tennis365.net]
●錦織決勝進出ならず。マレー戦、力出せず![@nifty]
1セット目についてテニス素人がTV観戦した限りでは、これまでにTV観戦できたツォンガ戦やドルゴポロフ戦では感じなかった“締まった試合感”を感じました(対ヒラルド戦は観ていないので不明)。マレーも錦織も相手を認めて警戒し真摯にプレーしていた気がします。
そして、双方とも普通にイーブンに戦えていたように見えました。つまり、観ていて良いゲームが展開していたように思います。錦織もこれまでのようなやや守備的なプレーではなく、相手がマレーだけに自分起点で先に攻撃を仕掛ける姿勢が多々見られました。ただ、サービスはやはりマレーのほうが上で、試合運び全体としてはマレーが終始優勢に進めていた印象です。
が、明らかに錦織のプレーレベルが落ち始めたのが1セット目の終盤。そしてそれは、2セット目に入って誰の目にも明らかなほどに劇的に質(とプレー態度と言うか気力)が落ちました。どうやら、ドルゴポロフ戦? において右足首を捻挫してしまっていたようです。それが動きとスイングに悪影響を及ぼし、ショットの精度が格段に劣化していきました。また、フットワークにおいてもマレーのショットをまったく追わないケースも増え始めていきました。
その分、サービスでコースや精度は度外視し速度を上げ強引にエース狙いで何とかキープしようという意思は感じられたものの、ツアー屈指のリターン巧者のマレーには通用せず、2セット目は0-6。で敗退。
正直、フィジカルのことは第3者にはなんとも言えません。ポイント的にはマスターズでベスト4ということで錦織陣営としては御の字でしょうし、今後の事を考えて無理をしたくなかった&させたくなかったことは想像に難くありません。捻挫は癖になるとも言いますし。
ただ1つだけ個人的に言えることは、マレーも、何回か捻挫した状態で戦っているという客観的事実だけです。ウィンブルドン2011でもそうですし、古くはマスターズのパシフィック・ライフ・オープン2007準決勝でも(ちなみにこの時の対戦相手はジョコビッチで、共に10代の頃)。昔は左足だけにしていたサポーターも、今では両足に装着していますし。
●『よくやった、マレー』(2007年03月18日)
とにもかくにも、対マレー戦の1セット目を見るかぎり錦織の今後が非常に楽しみです。これまでに、ナダル、ジョコビッチ、マレーなどとの対戦経験がある錦織。個人的にはそろそろ、未だ果たしていないフェデラーとの対戦をぜひ実現して欲しいところ。そして、TOP4プレーヤーとの対戦経験を糧に足りないところを自覚&改善し、もっともっと強く巧くなってほしいと願っています。まずは、目指せGSベスト8!
錦織vsマレーという準決勝カードが実現した、上海マスターズ2011。ネット上のライブストリーミングにてネット観戦し状況はわかっていたのですが、より質の高い映像で細かい機微が観られるため22時30分からのGAORA放送(しかし準決勝は以前はライブ放送だったような……)を楽しみにしていました。
が、放映はフェレールvsロペス戦から。フルセット戦だったので、錦織vsマレー戦は25時も過ぎた頃。フェレールvsロペス戦が思いのほか面白かったので、心が折れずに済んでよかったです……。
結果だけを見ると、錦織vsマレー戦は3-6 0-6で錦織が敗退。ただ、なかなか見所のある試合でした。
●錦織はマレーに敗退 決勝進出ならず[tennis365.net]
●錦織決勝進出ならず。マレー戦、力出せず![@nifty]
1セット目についてテニス素人がTV観戦した限りでは、これまでにTV観戦できたツォンガ戦やドルゴポロフ戦では感じなかった“締まった試合感”を感じました(対ヒラルド戦は観ていないので不明)。マレーも錦織も相手を認めて警戒し真摯にプレーしていた気がします。
そして、双方とも普通にイーブンに戦えていたように見えました。つまり、観ていて良いゲームが展開していたように思います。錦織もこれまでのようなやや守備的なプレーではなく、相手がマレーだけに自分起点で先に攻撃を仕掛ける姿勢が多々見られました。ただ、サービスはやはりマレーのほうが上で、試合運び全体としてはマレーが終始優勢に進めていた印象です。
が、明らかに錦織のプレーレベルが落ち始めたのが1セット目の終盤。そしてそれは、2セット目に入って誰の目にも明らかなほどに劇的に質(とプレー態度と言うか気力)が落ちました。どうやら、ドルゴポロフ戦? において右足首を捻挫してしまっていたようです。それが動きとスイングに悪影響を及ぼし、ショットの精度が格段に劣化していきました。また、フットワークにおいてもマレーのショットをまったく追わないケースも増え始めていきました。
その分、サービスでコースや精度は度外視し速度を上げ強引にエース狙いで何とかキープしようという意思は感じられたものの、ツアー屈指のリターン巧者のマレーには通用せず、2セット目は0-6。で敗退。
正直、フィジカルのことは第3者にはなんとも言えません。ポイント的にはマスターズでベスト4ということで錦織陣営としては御の字でしょうし、今後の事を考えて無理をしたくなかった&させたくなかったことは想像に難くありません。捻挫は癖になるとも言いますし。
ただ1つだけ個人的に言えることは、マレーも、何回か捻挫した状態で戦っているという客観的事実だけです。ウィンブルドン2011でもそうですし、古くはマスターズのパシフィック・ライフ・オープン2007準決勝でも(ちなみにこの時の対戦相手はジョコビッチで、共に10代の頃)。昔は左足だけにしていたサポーターも、今では両足に装着していますし。
●『よくやった、マレー』(2007年03月18日)
とにもかくにも、対マレー戦の1セット目を見るかぎり錦織の今後が非常に楽しみです。これまでに、ナダル、ジョコビッチ、マレーなどとの対戦経験がある錦織。個人的にはそろそろ、未だ果たしていないフェデラーとの対戦をぜひ実現して欲しいところ。そして、TOP4プレーヤーとの対戦経験を糧に足りないところを自覚&改善し、もっともっと強く巧くなってほしいと願っています。まずは、目指せGSベスト8!
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