へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。
いつもありがとうございます。最近更新頻度が落ちてきてます。ごめんなさい。ネタ不足と、仕事の関係でモチベーションを消費されているからです（言い訳です）。


さて、テニスマスターズカップ２００６に関する記事を書いていません。これは、観ていないというわけではなく、注目カード（フェデラーVSロディック戦やナダルVSブレーク戦など）等はきっちり録画しています。ただ……帰宅時間の都合上、ガオラのＴＶ中継をオンタイムで落ち着いて観れるのが23時前後からとなるため、ほとんど第2試合の途中からという状態です。


そういう中途半端な状態でなかなかコンテンツを作れるはずもなく、今に至っています（テニスバカなら書けると思うのですが、私はまだまだそのレベルには達していません）。土曜日曜の準決勝と決勝は必ずオンタイムで全て観ますので、フェデラー戦を中心にテニスマスターズカップ２００６の記事がアップできる予定です（それでも予定かよ自分っ）。


しかし、自分の中で書きたいことが少しありますので、中途半端ですが、書かせていただきます。前置きが長かったですが、ご了承ください（笑）。


昨日のＧＡＯＲＡの放送のときの解説者、鈴木貴男選手についてです。



すごくよかった！　語り口、視点、口調、テンポ、どれも素晴らしかったです（というか、自分の感性にフィットした？）。うるさくもなく、かといって無味乾燥でもなく、落ち着いた豊潤さがありました。


現役選手としてのリアルタイムな経験と少し垣間見える選手としてのプライド、ブレがない軸。それらが聞き取りやすい会話速度とあいまって、上質の観戦空間（自分にとっては）を生み出してくれたのだと思います。また、選手としての視点は、いちＡＴＰテニスファンにとって多面的な興味を喚起してくれましたし、おかげで何気ないプレーの中にも、飽きずに関心を持って観ることができました。


現役選手がＡＴＰ年間の総決算ともいえる最終トーナメントに解説者として参加することに、おそらく鈴木貴男選手本人にはいろいろと葛藤もあることと思います。プロ意識・向上意欲の高い選手ほどそういう側面が存在するでしょうし、また、日本男子テニス界にとっても、そう感じていてほしいところです。


しかし、いちＡＴＰテニスファンとしては、心地よく密度の濃い観戦空間を提供していただいたことに（個人的には）、本当にありがとうと言いたいです。


そして、鈴木貴男選手ならば、解説とはいえこの機会を自身の糧にできることと信じています。田舎のヘタレテニスプレイヤーではありますが、ひそかに大舞台でのいっそうの活躍とＡＴＰランクアップを期待しております。


今までに拝聴した解説者さんの中で（個人的に）一番の解説を提供していただき、本当にありがとうございました。