2006年10月24日
スマッシュ12月号
おつかれさまです。ふぇでらです。
いつもありがとうございます。
さて、スマッシュの今月号を購入しました。いろいろと気になった部分を列記していこうと思います。
■とにもかくにもロジャー
AIGオープン開催だけあって、フェデラーに特化した記事が多くて楽しめました(それでも、思ったより記事量が少ないと感じたのは私だけでしょうか?)。
16ページの『ロジャーのギア』というコーナーは、非常に興味深かったです。ラケットはnSix One Tour Federerでフェイス90インチ、重さ340g、長さ27インチ、ストリングパターン16×19、バランス30.5cmとのこと。で、グリップサイズはG3。フェデラー曰く「グリップは14歳ぐらいから変えていない。大人になっても変える必要がないなと思ったんだ」とのこと。
ストリングは、縦がナチュラルのテンション48ポンド、横がポリエステルのテンション45ポンド。フェデラー曰く「4年前ぐらいからガットを変え始めて、徐々にテンションを下げて今はピッタリになった。下げるとパワーがロスするけど、コントロール性が向上する」とのこと。ただ、ゴーセンの方曰く「彼のラケット面が90平方インチであることを考えると数字のイメージよりも硬い張り上がりになります」とのこと。
本人の弁をちゃんと翻訳しているならば、かなり興味深い発言です。フェデラーの住む世界が一瞬垣間見えるような……。ちなみに、来日当日の9月29日にすでに練習を開始していたそうで、練習相手はガールフレンドのミルカさんだったみたいです。
■来年のAIGへのスタンス
フェデラーの「来年もできたらまた来たい」発言について、ネットをいろいろ見たかぎりではフェデラー一流の気遣いからくる社交辞令と思っていたのですが……。
60ページの、
“「東京の滞在は、とても素晴らしい経験だった。できれば、来年もタイトルを守りに来たい」と語ったフェデラーだったが、オンコートで2度も「また戻ってきます」と話したことに「本当か?」と突っ込まれると、苦笑いをしながら「できれば、と訂正してもいいかな?(笑)。なにしろ、他にもたくさん守らなければいけないタイトルがあるから」と笑った。「でも、来年のスケジュールには、できるだけ組み込みたい」と断言した。”
との文章が、正確にフェデラーの言葉を表しているなら、来年フェデラーがAIGオープンに参戦する可能性は、ゼロではなく、50%程度はあるのではないかと思っています。ナダル、マレー、ロディックにも来てほしいところ(サーフェスから、ナダルには分が悪そうですがf(^^;))。
ほか、やはり選手間におけるこの時期の日本での大会の位置づけなどに触れられていました。“例えば全米のフェデラーと比べれば、その出来自体は8割以下だったろう”との記載もありました。
■別側面からの来年のAIG
94ページの寺地選手の連載コーナーですが、ここの最後のほうにポツリと気になる言葉が書かれていました。
“ただ、今年のAIGオープンで気になったのは、大会がもうフェデラーだけを特別扱いしすぎているような気がしたこと。他のプレイヤーはほとんどノーケアーなので、来年は大丈夫? と不安になってしまいました。”
実は私も少し、大丈夫かなぁ~と心配していましたf(^^;)。やはり、他の選手はノーケアーだったみたいですね(泣)。プロ選手だけに、そういうことをされると、プライドを傷つけられ気分がよくなくなるのは想像に難くありません。大会幹部は別として実施運営を行う現場スタッフは、逆にフェデラー以外の選手に厚くケアすべきと考えてしかるべきと思うのですが……。
まぁ、光があれば陰もあるということですね。でも、確実に、日本テニス界によいインパクトを与えられたのではと思います。そしてそれは、今の日本のテニスを取り巻く環境には必要なことだったと思います。ベーブルースが来日して野球が盛り上がっていったのと一緒? でしょうf(^^;)。
▼P.S.
52ページにはマレーの言葉が。
“「毎週毎週ベスト4とか、は大変なんだよ。そんなこと、ナダルとか、フェデラーにしかできないよ……」”
今回、AIG生観戦で一番ラッキーだったのは、マレーのプレーを(ダブルスででも(シングルスは初戦敗退))見れたことでした。マレーの将来性とセンスは、プレーを見ないと分からなかったです。あの柔らかいのにソリッドなテニスは、間違いなく天才の部類だと思います。マレーがんばれ!
ちなみに、当ブログのヘッダー画像を変えてみました。画像に写っているプレイヤーの名前をすべて当てた方には、ニューラケットを自費で買う権利とマスターズカップをGAORAで観る権利(録画できるオプションつき)を差し上げます(笑)。
いつもありがとうございます。
さて、スマッシュの今月号を購入しました。いろいろと気になった部分を列記していこうと思います。
■とにもかくにもロジャー
AIGオープン開催だけあって、フェデラーに特化した記事が多くて楽しめました(それでも、思ったより記事量が少ないと感じたのは私だけでしょうか?)。
16ページの『ロジャーのギア』というコーナーは、非常に興味深かったです。ラケットはnSix One Tour Federerでフェイス90インチ、重さ340g、長さ27インチ、ストリングパターン16×19、バランス30.5cmとのこと。で、グリップサイズはG3。フェデラー曰く「グリップは14歳ぐらいから変えていない。大人になっても変える必要がないなと思ったんだ」とのこと。
ストリングは、縦がナチュラルのテンション48ポンド、横がポリエステルのテンション45ポンド。フェデラー曰く「4年前ぐらいからガットを変え始めて、徐々にテンションを下げて今はピッタリになった。下げるとパワーがロスするけど、コントロール性が向上する」とのこと。ただ、ゴーセンの方曰く「彼のラケット面が90平方インチであることを考えると数字のイメージよりも硬い張り上がりになります」とのこと。
本人の弁をちゃんと翻訳しているならば、かなり興味深い発言です。フェデラーの住む世界が一瞬垣間見えるような……。ちなみに、来日当日の9月29日にすでに練習を開始していたそうで、練習相手はガールフレンドのミルカさんだったみたいです。
■来年のAIGへのスタンス
フェデラーの「来年もできたらまた来たい」発言について、ネットをいろいろ見たかぎりではフェデラー一流の気遣いからくる社交辞令と思っていたのですが……。
60ページの、
“「東京の滞在は、とても素晴らしい経験だった。できれば、来年もタイトルを守りに来たい」と語ったフェデラーだったが、オンコートで2度も「また戻ってきます」と話したことに「本当か?」と突っ込まれると、苦笑いをしながら「できれば、と訂正してもいいかな?(笑)。なにしろ、他にもたくさん守らなければいけないタイトルがあるから」と笑った。「でも、来年のスケジュールには、できるだけ組み込みたい」と断言した。”
との文章が、正確にフェデラーの言葉を表しているなら、来年フェデラーがAIGオープンに参戦する可能性は、ゼロではなく、50%程度はあるのではないかと思っています。ナダル、マレー、ロディックにも来てほしいところ(サーフェスから、ナダルには分が悪そうですがf(^^;))。
ほか、やはり選手間におけるこの時期の日本での大会の位置づけなどに触れられていました。“例えば全米のフェデラーと比べれば、その出来自体は8割以下だったろう”との記載もありました。
■別側面からの来年のAIG
94ページの寺地選手の連載コーナーですが、ここの最後のほうにポツリと気になる言葉が書かれていました。
“ただ、今年のAIGオープンで気になったのは、大会がもうフェデラーだけを特別扱いしすぎているような気がしたこと。他のプレイヤーはほとんどノーケアーなので、来年は大丈夫? と不安になってしまいました。”
実は私も少し、大丈夫かなぁ~と心配していましたf(^^;)。やはり、他の選手はノーケアーだったみたいですね(泣)。プロ選手だけに、そういうことをされると、プライドを傷つけられ気分がよくなくなるのは想像に難くありません。大会幹部は別として実施運営を行う現場スタッフは、逆にフェデラー以外の選手に厚くケアすべきと考えてしかるべきと思うのですが……。
まぁ、光があれば陰もあるということですね。でも、確実に、日本テニス界によいインパクトを与えられたのではと思います。そしてそれは、今の日本のテニスを取り巻く環境には必要なことだったと思います。ベーブルースが来日して野球が盛り上がっていったのと一緒? でしょうf(^^;)。
▼P.S.
52ページにはマレーの言葉が。
“「毎週毎週ベスト4とか、は大変なんだよ。そんなこと、ナダルとか、フェデラーにしかできないよ……」”
今回、AIG生観戦で一番ラッキーだったのは、マレーのプレーを(ダブルスででも(シングルスは初戦敗退))見れたことでした。マレーの将来性とセンスは、プレーを見ないと分からなかったです。あの柔らかいのにソリッドなテニスは、間違いなく天才の部類だと思います。マレーがんばれ!
ちなみに、当ブログのヘッダー画像を変えてみました。画像に写っているプレイヤーの名前をすべて当てた方には、ニューラケットを自費で買う権利とマスターズカップをGAORAで観る権利(録画できるオプションつき)を差し上げます(笑)。
フェデラーのプログから、
温水便座に感動していたそうです。
あれ、使ったら再度使いたくなりますよね
だから、来年も来日してくれると思います。
例の、『宇宙船』ですね(笑)。自分の家にもTOTOのトイレをつけるとかいっていたので、つけた場合、AIG出場が危ぶまれます(笑)。
フェデラーぐらいのスイング&プロのリターン速度の場合、テンションを下げたほうがコントロール性が高まるというのは、目からウロコです。通常、テンション高いほうが反発力が落ちコントロール性が高まるものだと思っていたのですが……。スピン量も関係しているのでしょう。スピンかけつつ、ボールスピードをハードヒット並みに高めているのがフェデラーですから(しかも力まずに)。テンションが高いと逆にコントロールがシビアになるのかもしれません。
ぶっちゃけ、
日本でマスターズカップ開催してほしいです。
スポンサーは、トヨタとかパナソニックとか東京三菱UFJとかで何とかなりませんかね(笑)。
有明のハードコートですが、先日参加した大会で使用した16面。
4面ずつ区切られていて、サーフェスが微妙に違いました。
かなりザラザラした、摩擦の多いコート、ツルツルのコート、その中間のコート。
ざらついているコートは本当に球足が遅く、むしれたボールの黄色い毛がそこここに落ちていました。
聞くところによると、コロシアムのサーフェスもこの遅いコートらしく、
もしかしたら、フェデラーもストリングのテンションを変えていたかもしれませんね。
来年はぜひ観に行きたいと思っています。
ううーん、実際にプレーした方でないと分からないサーフェスの違い、勉強になりますf(^^;)。
センターコートも、他の有明のコートと比べると遅いサーフェスなのですか。プレイヤーは一様に有明は特に速いサーフェスと口をそろえて言っていたので、他の有明のコートサーフェスは球足が異常に速いということになりますね。
それでも、フェデラーのストロークはかなり跳ねるボールも打ち込んでいたので、そう考えるとフェデラーはやはりすごい……。ナダルだったらどうなるんでしょうか(笑)。来年、ナダルこないかなぁ(´-`).。oO
>プレイヤーは一様に有明は特に速いサーフェスと口をそろえて言っていたので…
そうなんですかぁ、だったら実際は私の言ったこととは違うのかもしれませんね。汗。
人に聞いただけで、コロシアムは今回使いませんでしたから、いいかげんなことを書いてしまったかもしれません。
もしそうだったら、ごめんなさいです。
とてもあのサーフェスをプロが速いというわけありませんから…。
トッププロもお忙しいですねえ。
同時期に色んなところで大会があるので、いろいろしがらみも含めて
スケジュール調整が大変なんでしょうね。
でも、来年は、だれかでっかいスポンサーがつくでも、なんでもして、
是非、フェデラー対ナダルの試合を日本で見せて欲しいですね。
そうなれば、仕事休んででも?行きます!
また雑誌『スマッシュ』の引用で申し訳ありませんが、60Pで、
ヘンマンの、
「最近になくクイックなサーフェスだし、速いボールが採用されている。年々遅くなり続けているツアーの中では、この有明は珍しいほど早い」
フェデラーの、
「とても速いサーフェスで、ボールも滑ってくる」
というコメントが紹介されています。このコメントを鵜呑みにする限り、センターコートのサーフェスは、高速サーフェス系なのかもしれませんね。
ここはもう、トヨタとかパナソニックとか東京三菱UFJなどのスポンサーを確保し、あるいはオリンピック誘致とも絡めて、一大テニス施設を建設、ATPマスターズカップも誘致してほしいです。で、ホークアイはボツにして、コート上に埋め込んだ感圧センサーでIN・OUTの判定したり(笑)。ネットでライブストリーミングなど。
それはさておき、トッププロは大変だと思います。常に異国で戦っていますし。極東の島国なんて、やはり行きたくないでしょう。おなじ大会に行くなら、欧州とかアジア大陸のほうが移動も楽ですから。で、有明の珍しく速いサーフェスとなると、前後のプレーの調整問題も出てきますし。気候的にも不安定ですし、大会運営の質も悪いとなると……。
ここはやはり、巨大スポンサー獲得し、マスターズカップ誘致しかないですね。
……と、強引に話をまとめてみますf(^^;)。