2009年05月20日
フェデラー、マドリッド2009優勝
おつかれさまです。ふぇでらです。
マスターズ1000:ムチュア・マドリレーニャ・マスターズ・マドリッド2009の決勝戦、ナダル対フェデラー戦は、フェデラーが6-4 6-4でナダルを破り優勝しました。
○フェデラーがナダルに勝利、今季初優勝◇マドリッド・マスターズ [tennis365.net]
過去記事『フェデラー、良くなってます』(2009年05月17日)にて述べていたように、フェデラーの雰囲気(オーラ?)やプレーの質が良くなっている(戻ってきつつある)のは準決勝を見て分かっていたのですが、よもやクレーでナダルに勝つとは思ってもみませんでした(こんなフェデラーファンですみません)。まさしく、ひょうたんから駒!
とはいえ、安易にフェデラー復活論を提唱するつもりはまったくないですf(^^;)。決勝戦を見ていて感じた素人の雑感を、以下に書き記してみます。
まず気になったのは、フェデラーがナダルより後にコイントスに向かったこと。これは非常に良い戦略だとTV観戦していて思いました。ナダルのルーティンを崩すのは不可能ですが、外部からこのようにノイズを入れ干渉するというのは、巧い手ではないでしょうか(これを卑怯というなら、ナダルが常に対戦相手より後にコートに出るルーティンも卑怯だといえます(^_^;))。
あとは、フェデラーがレシーブをチョイスしたことですね。これまでなぜかフェデラーはほとんどサービスをチョイスしていたのですが、ようやくナダルに先にサービスを打たせました。これもけっこう試合に影響したと思います。ナダルに先にコートに向かわせた事と合わせて、少なくとも若干の違和感をナダルに感じさせることには成功したのではないでしょうか(素人の見解です)。
フェデラーのプレーレベルが最悪期に比べて回復傾向であり、彼の雰囲気(顔つきやオーラ?)も良くなっていることは、準決勝および決勝をみれば明らかです。ですが、短絡的にフェデラー復活と囃したて、フェデラーの時代はまだ終わっていないというのは、少し違うような気が(こんなフェデラーファンで恐縮です)。今回の優勝は、フェデラーの復活ではなくあくまでこれまでの過程の結果だと考えます。また、年齢的にフェデラーが衰えていく傾向にありナダルが力をつけていく傾向にあるのは、自然の摂理として間違いないわけでf(^^;)。
そもそも、フェデラーが全盛期のときでもナダルにはなかなか勝てていません……。ATP公式サイトによりますと、通算対戦成績でフェデラー7勝に対しナダル13勝ですし。記録的には、過去記事『『1位の創始と終焉、素人予測』(2008年08月21日)』でも述べましたように、フェデラーよりもナダルのほうがある意味で上回る可能性もありますし。現時点で5歳の年齢差がありながらマスターズ優勝回数は同数ですし。オリンピックでシングルス金メダルというのは難しいでしょうし。
また、以下のようないくつかの要素も今回の勝負に影響したと思います。
・コートサーフェスが、クレーとはいえ速めだった
・フェデラーの調子(特にサービス)が良かった
・ナダルは準決勝のジョコビッチ戦で4時間越えの死闘だった
・今大会、ナダルのショットがやや不安定で精度が低かった
・ナダルは膝にやや不安を抱えていた
・ナダルがフェデラーの戦術にやや対応できず、
対ジョコビッチのように戦ってしまった(素人憶測)
シンプルかつ大局的に結論(私見です)づけると、「ナダルの調子が良くなく、かつ、フェデラーの調子が良かった」ためにフェデラーが勝てたという、至極素人的な結論に至ります(^_^;)。とはいえ、勝ちは勝ちです。まがりなりにもクレーコートで、ナダルに勝てたことの意義も大きいです。サービスの調子が良かったこともありますが、あそこまで徹底してリスクをとって攻め続けられたメンタルはすごいと思います。まさにチャレンジャーの気概を、フェデラーに感じました。そして2007年のハンブルク決勝をも想起させます。
○フェデラーが逆転優勝 ナダルのクレー連勝は81でストップ [tennis365.net]
そして、そこが今大会におけるジョコビッチとの差かとも思います。準決勝のナダル対ジョコビッチ戦はジョコビッチが勝てた試合だったように感じているのですが、よりリスクをとって攻めていったフェデラーに対し、ジョコビッチは重要局面でリスクをやや嫌い若干守備的になってしまったことが敗退に繋がったのではないかと(素人見解)。無論、ショットや戦術のバリエーションの差やプレースタイルそのものの違いもあるでしょうし、一概には言えませんが……。
論旨も主旨もまとまっていませんが、気にせず記事を結びますf(^^;)。もうすぐ全仏オープン(ローランギャロス)2009が始まりますが、以下のようなニュースも配信されており、フェデラーはこれまでの経験から全仏オープン(ローランギャロス)2009初制覇に対して、慎重な姿勢を崩していないような感じを受けます。
○フェデラーが初の全仏オープン制覇に意欲 [tennis365.net]
客観的に考えてフェデラーの苦戦は想像に難くないですが、それでも、フェデラーファンとしましてはフェデラーがまとい始めていたオーラに、いちるの望みを賭けたく思います。少なくとも全仏決勝戦でナダルに、一矢は報いてほしいです。あと約5日後。全仏オープンの開幕を、楽しみに待とうと思います(と、フェデラーがナダルを倒して優勝する前の当ブログ記事の締めの文と同じ文章にして験を担ぐフェデラーファンf(^^;))。
マスターズ1000:ムチュア・マドリレーニャ・マスターズ・マドリッド2009の決勝戦、ナダル対フェデラー戦は、フェデラーが6-4 6-4でナダルを破り優勝しました。
○フェデラーがナダルに勝利、今季初優勝◇マドリッド・マスターズ [tennis365.net]
過去記事『フェデラー、良くなってます』(2009年05月17日)にて述べていたように、フェデラーの雰囲気(オーラ?)やプレーの質が良くなっている(戻ってきつつある)のは準決勝を見て分かっていたのですが、よもやクレーでナダルに勝つとは思ってもみませんでした(こんなフェデラーファンですみません)。まさしく、ひょうたんから駒!
とはいえ、安易にフェデラー復活論を提唱するつもりはまったくないですf(^^;)。決勝戦を見ていて感じた素人の雑感を、以下に書き記してみます。
まず気になったのは、フェデラーがナダルより後にコイントスに向かったこと。これは非常に良い戦略だとTV観戦していて思いました。ナダルのルーティンを崩すのは不可能ですが、外部からこのようにノイズを入れ干渉するというのは、巧い手ではないでしょうか(これを卑怯というなら、ナダルが常に対戦相手より後にコートに出るルーティンも卑怯だといえます(^_^;))。
あとは、フェデラーがレシーブをチョイスしたことですね。これまでなぜかフェデラーはほとんどサービスをチョイスしていたのですが、ようやくナダルに先にサービスを打たせました。これもけっこう試合に影響したと思います。ナダルに先にコートに向かわせた事と合わせて、少なくとも若干の違和感をナダルに感じさせることには成功したのではないでしょうか(素人の見解です)。
フェデラーのプレーレベルが最悪期に比べて回復傾向であり、彼の雰囲気(顔つきやオーラ?)も良くなっていることは、準決勝および決勝をみれば明らかです。ですが、短絡的にフェデラー復活と囃したて、フェデラーの時代はまだ終わっていないというのは、少し違うような気が(こんなフェデラーファンで恐縮です)。今回の優勝は、フェデラーの復活ではなくあくまでこれまでの過程の結果だと考えます。また、年齢的にフェデラーが衰えていく傾向にありナダルが力をつけていく傾向にあるのは、自然の摂理として間違いないわけでf(^^;)。
そもそも、フェデラーが全盛期のときでもナダルにはなかなか勝てていません……。ATP公式サイトによりますと、通算対戦成績でフェデラー7勝に対しナダル13勝ですし。記録的には、過去記事『『1位の創始と終焉、素人予測』(2008年08月21日)』でも述べましたように、フェデラーよりもナダルのほうがある意味で上回る可能性もありますし。現時点で5歳の年齢差がありながらマスターズ優勝回数は同数ですし。オリンピックでシングルス金メダルというのは難しいでしょうし。
また、以下のようないくつかの要素も今回の勝負に影響したと思います。
・コートサーフェスが、クレーとはいえ速めだった
・フェデラーの調子(特にサービス)が良かった
・ナダルは準決勝のジョコビッチ戦で4時間越えの死闘だった
・今大会、ナダルのショットがやや不安定で精度が低かった
・ナダルは膝にやや不安を抱えていた
・ナダルがフェデラーの戦術にやや対応できず、
対ジョコビッチのように戦ってしまった(素人憶測)
シンプルかつ大局的に結論(私見です)づけると、「ナダルの調子が良くなく、かつ、フェデラーの調子が良かった」ためにフェデラーが勝てたという、至極素人的な結論に至ります(^_^;)。とはいえ、勝ちは勝ちです。まがりなりにもクレーコートで、ナダルに勝てたことの意義も大きいです。サービスの調子が良かったこともありますが、あそこまで徹底してリスクをとって攻め続けられたメンタルはすごいと思います。まさにチャレンジャーの気概を、フェデラーに感じました。そして2007年のハンブルク決勝をも想起させます。
○フェデラーが逆転優勝 ナダルのクレー連勝は81でストップ [tennis365.net]
そして、そこが今大会におけるジョコビッチとの差かとも思います。準決勝のナダル対ジョコビッチ戦はジョコビッチが勝てた試合だったように感じているのですが、よりリスクをとって攻めていったフェデラーに対し、ジョコビッチは重要局面でリスクをやや嫌い若干守備的になってしまったことが敗退に繋がったのではないかと(素人見解)。無論、ショットや戦術のバリエーションの差やプレースタイルそのものの違いもあるでしょうし、一概には言えませんが……。
論旨も主旨もまとまっていませんが、気にせず記事を結びますf(^^;)。もうすぐ全仏オープン(ローランギャロス)2009が始まりますが、以下のようなニュースも配信されており、フェデラーはこれまでの経験から全仏オープン(ローランギャロス)2009初制覇に対して、慎重な姿勢を崩していないような感じを受けます。
○フェデラーが初の全仏オープン制覇に意欲 [tennis365.net]
客観的に考えてフェデラーの苦戦は想像に難くないですが、それでも、フェデラーファンとしましてはフェデラーがまとい始めていたオーラに、いちるの望みを賭けたく思います。少なくとも全仏決勝戦でナダルに、一矢は報いてほしいです。あと約5日後。全仏オープンの開幕を、楽しみに待とうと思います(と、フェデラーがナダルを倒して優勝する前の当ブログ記事の締めの文と同じ文章にして験を担ぐフェデラーファンf(^^;))。
ふぇでらさんにまったく同感(正直快感)ナダルの動きに少し疲れを
感じさせる試合でしたがドロップショットとネットプレイを巧みに
使えばまだまだ行けるかなっと熱烈フェデラーファンは思ってしまう
のでした。
全仏で全英の恩返しっと行きたい熱烈ファンでした。
ちょくちょくブログを拝見させていただいてます。
フェデラーは、ホントに久しぶりの優勝でしたね。
ファンにもかかわらず、1セットを見た後、多分2セット目はナダルに取られちゃうから(最近このパターンからの負けが多いですよね)、お風呂に入ってこよっ!とテレビの前から離れてて、戻ってきたら表彰式をしていてびっくりしました。
まさか、クレーでナダルに勝つなんて!!!
復調してきているのかしらん?全仏、期待していいの??
期待をしていたら、ダメだったときのショックが大きいので、ちょっぴりだけ期待しながら全仏を待とうと思います。
今からgaoraで再放送をチェックしようとおもう、だめだめファンでした・・・。
正直、試合は水モノですし運も左右しますので、フェデラーももしかしたら全仏を制覇できるかもしれませんし、ナダルももしかしたら途中で敗退するかもしれません。
フェデラーも、全豪で準優勝、マスターズ1000でも、ベスト8とかベスト4常連ですし。可能性は平等にあると思います。素人ファンの個人的な気持ちとしては、フェデラーにはぜひいつか全仏制覇してほしいと思っています。
ただ、コートが遅ければその分、ナダルのカウンターの餌食になる可能性が高まりますし、また、今回ナダルがドロップショットをあまり使用しなかったのが気になります……。
▼ぱーこさん、コメントありがとうございます。
期待は、いつだってして良いと思います。なにせ、フェデラーですのでf(^^;)。勝つか負けるか、優勝するかしないかは、戦っている当人同士にも分からないことですし。
ひとつだけ確かなことは、ナダルの調子が悪くフェデラーの調子が良ければ、フェデラーが勝てる可能性が高まるということですf(^^;)。当たり前ですがf(^^;)。
とにかく、ファンとしましてはナダルと当たる前にフェデラーが敗退しないよう祈るだけです。全仏のフェデラーの山には、クレーコートスペシャリストがかなり入っていますし、少し不安ですf(^^;)。勝ちあがれたとしてもジョコビッチと対戦する可能性が高いですし……。
とにかく、フェデラーがフェデラーらしい試合をできれば、フェデラーにとってハッピーでしょうし、ファンとしてはそういう期待をしていこうと思いますf(^^;)。