2009年04月04日
フェデラー、ラケット叩き折る
おつかれさまです。ふぇでらです。
マスターズ1000:マイアミ(ソニーエリクソン・オープン)2009、準決勝のフェデラー対ジョコビッチ戦をGAORA録画観戦しました。皆さんご存知のとおり、ジョコビッチがフェデラーに3-6 6-2 6-3で勝利。
○ジョコビッチとマレーが決勝進出◇ソニー・エリクソン・オープン [tennis365.net]
ちなみに、マレー対デルポトロ戦は、翌日朝放映と勘違い(爆)してまして観れてません(蛇足ですが、放映スケジュールは3日金曜深夜1:58という表記より、4日土曜AM1:58とかのほうが前後関係が分かりやすい気がf(^^;))。
○マスターズ1000:マイアミ(SonyEricson Open)2009 [公式サイト]
○GAORA ATPテニスワールドツアー2009 [GAORA]
で、録画ビデオを昼頃からまったりと観ていて、いろいろと素人的に気づいたことや思うところがあったので、記事にしてみます。独断と偏見の浅はかな見解ですのでご了承ください。
■過去ではなく現在に適応・進化して、ロジャー
TV観戦していて、やはりフェデラーの調子が非常に気になりました。まだウイルス性疾患(伝染性単核球症)の影響が抜け切れてないのではないかという危惧が、払拭できないほどですf(^^;)。
あるいは、加齢による影響なのか(脳機能の微妙な低下(神経伝達系の反射速度低下?))。数年前と比べ、明らかにまとっている雰囲気やプレーの質が違うような気がします。フェデラー不調年齢影響説については過去記事をどうぞ。
○『フェデラー最大の敵は○○』(2009年03月27日)
で、一部話題になっている特集記事が気になって購入した2009年5月号のスマッシュに、思いがけずフェデラーの対談インタビュー記事が掲載されていました。そこに、個人的に天地がひっくり返るほど驚きそしてそういう自己認識ならば逆に今後に期待できると感じた、フェデラーの言葉が。それが以下です。
実際の対談当時の言葉やニュアンスがどうだったかは窺い知れませんが、フェデラー自身が明確に、全盛時を過ぎたと感じ言及していることが分かります。つまり、一時的に調子が悪いのではなくプレーが衰え始めていると、少なからずフェデラーは認識しているということです(そして、おそらくその認識は正しい)。これは、生粋のフェデラーマニアやフェデラー原理主義者にとっては大きな転換点になる情報のような気がします。
■ノヴァクは、新環境に上手く適応中か
対するジョコビッチですが……。新しく変更したラケットにようやくアジャストできつつあるように感じました。これはジョコビッチが勝ったから言うのではなく、これまでのジョコビッチなら返せなかったようなショットをリターンできている光景が多くなった気がしたからです(テニス観戦歴が浅い私のいうことなので信憑性ゼロ)。
サービスリターンや大きくサイドに振られたとき、今までの傾向や脳内統計からこれはミスショットすると観戦していて瞬間的に感じても、なぜか巧くリターンできているというシーンが多かったような……。これはラケットのヘッド(フェイス)サイズを大きくした恩恵でしょうか(素人の意見です)。
とはいえ、まだやや通常ストロークショットの深さを完璧にコントロールできていないような印象も受けましたf(^^;)。でも、それは慣れですし。今年後半か来年あたりに、凄いジョコビッチを観れそうな気も……。ジョコビッチの新しいラケットについては、過去記事をどうぞ。ただし、本当にジョコビッチがこの仕様のラケットを使っているかどうかは不明ですf(^^;)。
○『スピードプロの仕様と新ラジカル』(2009年03月09日)
■ラケットを叩き折り、審判と握手せず?
結局フェデラーは、2セット目から微妙に調子を崩しショットフィーリングが不安定になっていき、その流れを断ち切れず、6-3 2-6 3-6 でジョコビッチに敗退。3セット目には、ジョコビッチが何とか返した浅いボールを強打(ウィナー狙いかアプローチショットか分かりません)しネットにかけたフェデラーが、これまでのプレーの不甲斐なさからの苛立ちもあって、ラケットをコートに叩きつけてヘシ折り、投げ捨てるという、これまた驚天動地の光景が。
(YouTube動画情報は、マイアミ☆SF第一試合 [MOMOより愛をこめて]記事より拝借)
テニス観戦歴が浅く、しかもWOWOW視聴契約していない私ですが、私の記憶が確かならば、2005年あたりのマイアミの決勝戦で台頭著しかったナダルと対戦し思わぬ(当時)苦戦を強いられたフェデラーが一度コートに平行にラケットを擦るように投げ捨てて以来かと(もしかしたら、近年のクレーコートでの試合でも投げているかも……(不明)。また、Jr時代を除く)。とにかく、フェデラーがラケットを叩き折ったのは、珍しい光景かと。
ナダルが今大会で既に敗退している以上、是が非でもここで決勝進出したかった焦りもあったでしょうし、想像以上にあまりにも自分のイメージどおりのプレーができないでいた苛立ちもあったと思います。おそらくまたあれこれネットで言われるでしょうが、個人的には、不謹慎ですが嬉しかったですf(^^;)。ああいう素のフラストレーション爆発は、今のフェデラーがステップアップするには必要悪のような気がするからです(無論、最終的にセルフコントロールできることが前提ですが)。今後のフェデラーに、期待したいと思います。
しかしフェデラーは、よほど苛立ち納得がいかなかったのでしょうね。本当に悔しそうで落胆しているように見えました。試合後、ジョコビッチと健闘を称えあった後、主審との握手もせず素通りで自分のベンチに向かったほどですしf(^^;)。でも、後でカメラに移っていないときに個別に握手したのかもしれません。
とにもかくにも、決勝戦はファンであるマレーを応援しようと思います。がんばれマレー。また、ここでジョコビッチがマレーに勝つようならば、相当ニューラケットに適応しつつあるという事にも繋がりますので、そういう意味でも注目の一戦でしょう。ここらでジョコビッチがマスターズ1000で優勝すれば、HEADも販売戦略上願ったり叶ったりでしょうしf(^^;)。楽しみな決勝戦になりそうです。
マスターズ1000:マイアミ(ソニーエリクソン・オープン)2009、準決勝のフェデラー対ジョコビッチ戦をGAORA録画観戦しました。皆さんご存知のとおり、ジョコビッチがフェデラーに3-6 6-2 6-3で勝利。
○ジョコビッチとマレーが決勝進出◇ソニー・エリクソン・オープン [tennis365.net]
ちなみに、マレー対デルポトロ戦は、翌日朝放映と勘違い(爆)してまして観れてません(蛇足ですが、放映スケジュールは3日金曜深夜1:58という表記より、4日土曜AM1:58とかのほうが前後関係が分かりやすい気がf(^^;))。
○マスターズ1000:マイアミ(SonyEricson Open)2009 [公式サイト]
○GAORA ATPテニスワールドツアー2009 [GAORA]
で、録画ビデオを昼頃からまったりと観ていて、いろいろと素人的に気づいたことや思うところがあったので、記事にしてみます。独断と偏見の浅はかな見解ですのでご了承ください。
■過去ではなく現在に適応・進化して、ロジャー
TV観戦していて、やはりフェデラーの調子が非常に気になりました。まだウイルス性疾患(伝染性単核球症)の影響が抜け切れてないのではないかという危惧が、払拭できないほどですf(^^;)。
あるいは、加齢による影響なのか(脳機能の微妙な低下(神経伝達系の反射速度低下?))。数年前と比べ、明らかにまとっている雰囲気やプレーの質が違うような気がします。フェデラー不調年齢影響説については過去記事をどうぞ。
○『フェデラー最大の敵は○○』(2009年03月27日)
で、一部話題になっている特集記事が気になって購入した2009年5月号のスマッシュに、思いがけずフェデラーの対談インタビュー記事が掲載されていました。そこに、個人的に天地がひっくり返るほど驚きそしてそういう自己認識ならば逆に今後に期待できると感じた、フェデラーの言葉が。それが以下です。
実際の対談当時の言葉やニュアンスがどうだったかは窺い知れませんが、フェデラー自身が明確に、全盛時を過ぎたと感じ言及していることが分かります。つまり、一時的に調子が悪いのではなくプレーが衰え始めていると、少なからずフェデラーは認識しているということです(そして、おそらくその認識は正しい)。これは、生粋のフェデラーマニアやフェデラー原理主義者にとっては大きな転換点になる情報のような気がします。
■ノヴァクは、新環境に上手く適応中か
対するジョコビッチですが……。新しく変更したラケットにようやくアジャストできつつあるように感じました。これはジョコビッチが勝ったから言うのではなく、これまでのジョコビッチなら返せなかったようなショットをリターンできている光景が多くなった気がしたからです(テニス観戦歴が浅い私のいうことなので信憑性ゼロ)。
サービスリターンや大きくサイドに振られたとき、今までの傾向や脳内統計からこれはミスショットすると観戦していて瞬間的に感じても、なぜか巧くリターンできているというシーンが多かったような……。これはラケットのヘッド(フェイス)サイズを大きくした恩恵でしょうか(素人の意見です)。
とはいえ、まだやや通常ストロークショットの深さを完璧にコントロールできていないような印象も受けましたf(^^;)。でも、それは慣れですし。今年後半か来年あたりに、凄いジョコビッチを観れそうな気も……。ジョコビッチの新しいラケットについては、過去記事をどうぞ。ただし、本当にジョコビッチがこの仕様のラケットを使っているかどうかは不明ですf(^^;)。
○『スピードプロの仕様と新ラジカル』(2009年03月09日)
■ラケットを叩き折り、審判と握手せず?
結局フェデラーは、2セット目から微妙に調子を崩しショットフィーリングが不安定になっていき、その流れを断ち切れず、6-3 2-6 3-6 でジョコビッチに敗退。3セット目には、ジョコビッチが何とか返した浅いボールを強打(ウィナー狙いかアプローチショットか分かりません)しネットにかけたフェデラーが、これまでのプレーの不甲斐なさからの苛立ちもあって、ラケットをコートに叩きつけてヘシ折り、投げ捨てるという、これまた驚天動地の光景が。
(YouTube動画情報は、マイアミ☆SF第一試合 [MOMOより愛をこめて]記事より拝借)
テニス観戦歴が浅く、しかもWOWOW視聴契約していない私ですが、私の記憶が確かならば、2005年あたりのマイアミの決勝戦で台頭著しかったナダルと対戦し思わぬ(当時)苦戦を強いられたフェデラーが一度コートに平行にラケットを擦るように投げ捨てて以来かと(もしかしたら、近年のクレーコートでの試合でも投げているかも……(不明)。また、Jr時代を除く)。とにかく、フェデラーがラケットを叩き折ったのは、珍しい光景かと。
ナダルが今大会で既に敗退している以上、是が非でもここで決勝進出したかった焦りもあったでしょうし、想像以上にあまりにも自分のイメージどおりのプレーができないでいた苛立ちもあったと思います。おそらくまたあれこれネットで言われるでしょうが、個人的には、不謹慎ですが嬉しかったですf(^^;)。ああいう素のフラストレーション爆発は、今のフェデラーがステップアップするには必要悪のような気がするからです(無論、最終的にセルフコントロールできることが前提ですが)。今後のフェデラーに、期待したいと思います。
しかしフェデラーは、よほど苛立ち納得がいかなかったのでしょうね。本当に悔しそうで落胆しているように見えました。試合後、ジョコビッチと健闘を称えあった後、主審との握手もせず素通りで自分のベンチに向かったほどですしf(^^;)。でも、後でカメラに移っていないときに個別に握手したのかもしれません。
とにもかくにも、決勝戦はファンであるマレーを応援しようと思います。がんばれマレー。また、ここでジョコビッチがマレーに勝つようならば、相当ニューラケットに適応しつつあるという事にも繋がりますので、そういう意味でも注目の一戦でしょう。ここらでジョコビッチがマスターズ1000で優勝すれば、HEADも販売戦略上願ったり叶ったりでしょうしf(^^;)。楽しみな決勝戦になりそうです。
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