2009年01月11日
5位争い:ATP2009年憶測
おつかれさまです。ふぇでらです。
ATPツアーの2009年について、素人憶測シリーズを更新しています。
○『ATPの2009年憶測:前説明』(2009年01月08日)
○『1位争い:ATP2009年憶測』(2009年01月10日)
今回は、TOP5~25位までについて憶測&注目の選手を挙げていこうと思います。今年のTOP5争いは、TOP1争い以上に緊迫するのではと思っています。とはいえ、一般的でありきたりな憶測&注目選手を記しており、奇をてらったものはなく、当記事にあまり見るべきものがないことについては、ご了承ください。
■TOP4直下のグループは特化型選手揃い
TOP4直下のグループには、個性的なプレーヤーがそろっているように思います。特に、ツォンガとシモンには非常に注目しています。なぜなら、アンチオールラウンダーだからです。攻撃こそ最大の防御的なサーブやボレーを中心とするツォンガ、守備こそ最大の攻撃的なストローク中心のシモン。彼らがどこまでランクアップできるか、どこまでTOP4相手に戦えるか、注目しています。ちなみに特化型といえば、ダビデンコやフェレールはストローカーですしロディクはビッッグサーバー。オールラウンダー型は、ナルバンディアンとガスケ他ぐらいでしょうか。モンフィス、チリッチ、デルポトロは……まだ分かりませんf(^^;)。
特にシモンは、ダビデンコに代わって5位の位置にいってもおかしくないと個人的には思っています(昨年の疲れがリフレッシュできてないなら別です。今のところ、やや疲れがみえるような……)。守備的攻撃タイプのマレーと攻撃的守備タイプのシモンの戦いはまるでチェスのようで、今シーズンの見所かと。むろん、ツォンガの爆発力も侮れません。勢いに乗ったときの爆発力は、ジョコビッチと同等かと思います。
■デルポトロはTOP4に近づけるか
そして、デルポトロ。次代のNo.1候補の呼び声が高いプレーヤーですが、今年中にツォンガとシモンを抜くことができるか、つまりTOP5グループに入ることができるのか、注目しています。フィジカル・テクニカル共に順調に伸びているなら、当然、5位争いに加わってくると考えています。
マレーは、20歳になる2007年には最高8位(最終11位)、21歳になる2008年には最高4位。1歳年下で今年21歳になるデルポトロがマレーと同等の才能を持っていると仮定した場合、デルポトロも十分今年世界5位にランクアップする可能性があると思っています。世界的には、周囲の期待度もかなり高いのではないでしょうか。日本国内では、なぜかそんなに人気がないような気がしますが……。まぁ、1位になったりすれば人気が出るのでしょうf(^^;)。
○フアン・マルティン・デル・ポトロ [Wikipedia]
■モンフィスはTOP5に食い込むか
で、このTOP5争いに新たに入ってくると思っているのがモンフィスです。といいますか、モンフィスの名前を挙げるのが恥ずかしいっす。この記事原案自体は年末年始にすでに草稿を書いていたのですが、カタール・オープン2009でさっそくナダルに勝利してしまいましたf(^^;)。今モンフィスの名をあげるのは、尻馬に乗ったようでプランナーとしては非常に複雑f(^^;)。
主にメンタル面や怪我でこれまで安定していなかったようですが(パーティーとかクラブ好きだとか)、昨年後半、ラケットを変えたあたりから一皮向けた印象です。その時点で、2009年注目だと感じました。とはいえ、既に全仏オープン(ローランギャロス)2008でベスト4進出してますがf(^^;)。2009年に入って年初の対ナダル戦で注目されだした感がありますが、昨年後半やGSでの活躍を見れば十分予見できたことと思います。
で、この展開、実はマレーの2007年→2008年のときと同じような流れです(後半活躍し翌年もその勢い持続)。なので、今年TOP10には確実に入ってくると予想します。グランドスラムでも注目を浴びるのではないでしょうか。プレーは見てないのですが、勝手に、ツォンガ×シモン÷2=モンフィスみたいな印象を持っています(独断偏見)。
○ガエル・モンフィス [Wikipedia]
■今年必ずランクを上げる、チリッチ
そして、チリッチ。チリッチ、ガルビス(グルビス)、デルポトロは、同じ1988年生まれ。そう考えるとデルポトロの凄さが分かります。同い年のデルポトロに隠れて派手さはないですが、きわめて順調にランクを上げている印象です。といいますか、もっと注目されてもいいと思うのですがf(^^;)。とはいえ、私もプレーをTVでさえ観たことありませんけど……。
なので正直いろいろと語るのは難しいのですが、単純にデータをみてみると、今年TOP15入りは堅いような気がします(現在27位)。2008年の全豪オープン&全英オープンでも、ベスト16に進出していますし。今年も、全仏オープン以外のグランドスラムでは、ベスト16以上に勝ち上がることがあるのではないでしょうか。チリッチは注目です。……それに……、けっこうカッコイイですよ。ATP公式ページのプロフィール写真はアレですけどf(^^;)。
○マリン・チリッチ [Wikipedia]
■ガスケ! 頼むから! お願い!
ファンとしてはガスケとベルディフ(ベルディヒ)にも期待(^_^;)。特にガスケには、ただただ復活して欲しいと願っています。グランドスラムで1度でも決勝に行ったりすれば化けると思っているのですが……。とにかく、きっかけ次第だと思います。テニス素人ファンの独断と偏見ですが。ガスケには本当に覚醒してほしいっす(;´д⊂)。
これまでのグランドスラム最高成績は、全英オープン(ウィンブルドン)2007のベスト4。同じフランス出身のモンフィスは同じくグランドスラム最高成績ベスト4ですが、こちらは地元の全仏オープン(ローランギャロス)2008。フランス勢のシモン、ツォンガ、モンフィスにランキングを抜かれ、元天才少年としては内心忸怩たる思いがあると思います。変に自己満足なアート的なテクニカルプレーヤーに逃げず、世界最強を愚直に目指してほしいです。
ちなみにシモンが1984年生まれ、ツォンガが1985年生まれ、モンフィスとガスケが1986年生まれです。少なくとも、モンフィスよりは上に行ってほしいっすf(^^;)。
で……。上記選手に、ダビデンコ、ロディック、ブレーク(今年で30歳)、ナルバンディアン、フェレール、ゴンサレスなどを加えたこのグループに、前記事で述べたTOP4グループがどれだけ試合を落とさないかが、TOP4同士の直接対決以上に1位になれるかどうかの差となるように思います。逆に言えば、今記事で挙げた選手がどれだけTOP4グループ相手に勝てるかが、今年大きくジャンプアップしライバルと差をつけられるかどうかの差となるように思います。また、今回挙げた選手が、今年のGSやマスターズ1000でも何人かベスト8以上に入るようになってくると憶測しています。
……と、至極当たり前の結論に至りますf(^^;)。次回は45位前後の若手注目選手と新人注目選手の記事をアップする予定です。
ATPツアーの2009年について、素人憶測シリーズを更新しています。
○『ATPの2009年憶測:前説明』(2009年01月08日)
○『1位争い:ATP2009年憶測』(2009年01月10日)
今回は、TOP5~25位までについて憶測&注目の選手を挙げていこうと思います。今年のTOP5争いは、TOP1争い以上に緊迫するのではと思っています。とはいえ、一般的でありきたりな憶測&注目選手を記しており、奇をてらったものはなく、当記事にあまり見るべきものがないことについては、ご了承ください。
■TOP4直下のグループは特化型選手揃い
TOP4直下のグループには、個性的なプレーヤーがそろっているように思います。特に、ツォンガとシモンには非常に注目しています。なぜなら、アンチオールラウンダーだからです。攻撃こそ最大の防御的なサーブやボレーを中心とするツォンガ、守備こそ最大の攻撃的なストローク中心のシモン。彼らがどこまでランクアップできるか、どこまでTOP4相手に戦えるか、注目しています。ちなみに特化型といえば、ダビデンコやフェレールはストローカーですしロディクはビッッグサーバー。オールラウンダー型は、ナルバンディアンとガスケ他ぐらいでしょうか。モンフィス、チリッチ、デルポトロは……まだ分かりませんf(^^;)。
特にシモンは、ダビデンコに代わって5位の位置にいってもおかしくないと個人的には思っています(昨年の疲れがリフレッシュできてないなら別です。今のところ、やや疲れがみえるような……)。守備的攻撃タイプのマレーと攻撃的守備タイプのシモンの戦いはまるでチェスのようで、今シーズンの見所かと。むろん、ツォンガの爆発力も侮れません。勢いに乗ったときの爆発力は、ジョコビッチと同等かと思います。
■デルポトロはTOP4に近づけるか
そして、デルポトロ。次代のNo.1候補の呼び声が高いプレーヤーですが、今年中にツォンガとシモンを抜くことができるか、つまりTOP5グループに入ることができるのか、注目しています。フィジカル・テクニカル共に順調に伸びているなら、当然、5位争いに加わってくると考えています。
マレーは、20歳になる2007年には最高8位(最終11位)、21歳になる2008年には最高4位。1歳年下で今年21歳になるデルポトロがマレーと同等の才能を持っていると仮定した場合、デルポトロも十分今年世界5位にランクアップする可能性があると思っています。世界的には、周囲の期待度もかなり高いのではないでしょうか。日本国内では、なぜかそんなに人気がないような気がしますが……。まぁ、1位になったりすれば人気が出るのでしょうf(^^;)。
○フアン・マルティン・デル・ポトロ [Wikipedia]
■モンフィスはTOP5に食い込むか
で、このTOP5争いに新たに入ってくると思っているのがモンフィスです。といいますか、モンフィスの名前を挙げるのが恥ずかしいっす。この記事原案自体は年末年始にすでに草稿を書いていたのですが、カタール・オープン2009でさっそくナダルに勝利してしまいましたf(^^;)。今モンフィスの名をあげるのは、尻馬に乗ったようでプランナーとしては非常に複雑f(^^;)。
主にメンタル面や怪我でこれまで安定していなかったようですが(パーティーとかクラブ好きだとか)、昨年後半、ラケットを変えたあたりから一皮向けた印象です。その時点で、2009年注目だと感じました。とはいえ、既に全仏オープン(ローランギャロス)2008でベスト4進出してますがf(^^;)。2009年に入って年初の対ナダル戦で注目されだした感がありますが、昨年後半やGSでの活躍を見れば十分予見できたことと思います。
で、この展開、実はマレーの2007年→2008年のときと同じような流れです(後半活躍し翌年もその勢い持続)。なので、今年TOP10には確実に入ってくると予想します。グランドスラムでも注目を浴びるのではないでしょうか。プレーは見てないのですが、勝手に、ツォンガ×シモン÷2=モンフィスみたいな印象を持っています(独断偏見)。
○ガエル・モンフィス [Wikipedia]
■今年必ずランクを上げる、チリッチ
そして、チリッチ。チリッチ、ガルビス(グルビス)、デルポトロは、同じ1988年生まれ。そう考えるとデルポトロの凄さが分かります。同い年のデルポトロに隠れて派手さはないですが、きわめて順調にランクを上げている印象です。といいますか、もっと注目されてもいいと思うのですがf(^^;)。とはいえ、私もプレーをTVでさえ観たことありませんけど……。
なので正直いろいろと語るのは難しいのですが、単純にデータをみてみると、今年TOP15入りは堅いような気がします(現在27位)。2008年の全豪オープン&全英オープンでも、ベスト16に進出していますし。今年も、全仏オープン以外のグランドスラムでは、ベスト16以上に勝ち上がることがあるのではないでしょうか。チリッチは注目です。……それに……、けっこうカッコイイですよ。ATP公式ページのプロフィール写真はアレですけどf(^^;)。
○マリン・チリッチ [Wikipedia]
■ガスケ! 頼むから! お願い!
ファンとしてはガスケとベルディフ(ベルディヒ)にも期待(^_^;)。特にガスケには、ただただ復活して欲しいと願っています。グランドスラムで1度でも決勝に行ったりすれば化けると思っているのですが……。とにかく、きっかけ次第だと思います。テニス素人ファンの独断と偏見ですが。ガスケには本当に覚醒してほしいっす(;´д⊂)。
これまでのグランドスラム最高成績は、全英オープン(ウィンブルドン)2007のベスト4。同じフランス出身のモンフィスは同じくグランドスラム最高成績ベスト4ですが、こちらは地元の全仏オープン(ローランギャロス)2008。フランス勢のシモン、ツォンガ、モンフィスにランキングを抜かれ、元天才少年としては内心忸怩たる思いがあると思います。変に自己満足なアート的なテクニカルプレーヤーに逃げず、世界最強を愚直に目指してほしいです。
ちなみにシモンが1984年生まれ、ツォンガが1985年生まれ、モンフィスとガスケが1986年生まれです。少なくとも、モンフィスよりは上に行ってほしいっすf(^^;)。
で……。上記選手に、ダビデンコ、ロディック、ブレーク(今年で30歳)、ナルバンディアン、フェレール、ゴンサレスなどを加えたこのグループに、前記事で述べたTOP4グループがどれだけ試合を落とさないかが、TOP4同士の直接対決以上に1位になれるかどうかの差となるように思います。逆に言えば、今記事で挙げた選手がどれだけTOP4グループ相手に勝てるかが、今年大きくジャンプアップしライバルと差をつけられるかどうかの差となるように思います。また、今回挙げた選手が、今年のGSやマスターズ1000でも何人かベスト8以上に入るようになってくると憶測しています。
……と、至極当たり前の結論に至りますf(^^;)。次回は45位前後の若手注目選手と新人注目選手の記事をアップする予定です。
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