2008年11月11日
シモンは、ダビデンコ2.0
おつかれさまです。ふぇでらです。
感情的な記事ですが、ご容赦ください。マスターズカップ2008、フェデラー対シモン戦。あえて予想しないようにしていた事態が起きてしまいました。
4-6 6-4 6-3 で、シモン勝利。
○シモンがフェデラーを破る金星◇男子ツアー最終戦
考えないようにしていただけに、本気でショックです。当ブログはフェデラーファンブログではないですが、フェデラーファンであるかぎり私もファンの性からは逃れられなかった模様。ストローク&リターン力が上まわる者が勝つ、ストローク&リターン力が劣るものが負ける――。この個人的見解&勝敗法則は、フェデラーには適用されない、よしんば適用されたとしてもフェデラーのストローク&リターン力はシモンより勝ると、そう信じていたのですが……。
おそらく真性フェデラーファンさんは、シモンの調子が良すぎたとか、フェデラーのサービスの調子が悪かったとか、ウィルス性疾患の影響とか、腰(背中)の怪我のせいなどと論じると思います。それらすべて当てはまると思います。それらの影響は間違いなくあるでしょう。
が、個人的見解ですが、やはりフェデラーのストローク&リターン力は落ちており、そのせいで負けているという要素も少なからずあるような気がします。攻めるショットの精度が落ち、ラインオーバーすることが数年前と比べて異常に頻発しているように見受けられます。で、ドロップショットもあまりしないですし……。
もしかすると、また試合後インタビューで守備的テニス云々と言い出すかもしれませんが、
【参考】ドバイ1回戦後のフェデラーとマレー[Masters of the Game]
その場合は、極東のテニス後進国の週一初中級テニスプレイヤーのフェデラーファンとして本気でキレさせて頂きます。これまでは(少なくとも数年前は)守備的テニスを打ち破ってこれたのに、今は打ち破れない(守備的テニス自体のレベルや完成度がここ数年で飛躍的に高まっているとしても)、攻めるショットで決められず自滅する、相手は逆にミスをせずカウンターショットの精度が高い、それが現実だと思います。やはり、ストローク&リターン力で劣っていると勝てません。
とにかく、今フェデラーが取り組むべき課題は、サービスでもサーブ&ボレーでもリターン&ボレーでもない気がします。鍛えるべき点、修正すべき点はただ一つ。ストロークとリターンのみだと思います。ストロークで相手より劣るとボレーやサービスに頼りたくなると思いますが(昨日のダビデンコ対ツォンガ戦のツォンガのように)、攻撃力を高める=ストローク力を磨くことだと、個人的に思います。サービス力をいくら向上させてもキープにしかなりませんし(ストローク力があれば、サービスの調子が悪くともブレイクを阻止できる確率が高まる。なので、サービスが弱いから負けたのではなく、ストロークが弱いからブレイクされて負けるという考えです。4連続リターンエース喰らうなら別ですが)。
全仏オープンで安定して決勝進出しているフェデラーですから、アジャストは容易でしょうし、来年に期待したいと思います(決めショット精度低下が年齢から来る問題なら深刻ですが)。いずれにせよ、ナダルが切り拓いた道は、フェデラー打倒を目指すものにとって予想以上の好ルートとなってしまった模様。
今回のシモンの勝利は、波乱とか金星というふうに表現されるかもしれませんが、前述のとおり、実力勝ちだと思います。もう、認めます。シモンは伊達じゃない。直近のシモンの試合をGAORAで見た限り、『次世代ダビデンコ』あるいは『ダビデンコ2.0』だと確信しました。
そして、ストローク&リターン力が優れている者が試合を制す(サービス力云々はあまり関係ない)。この考えを厳格に適用しますと、レッドグループでストローク&リターン力が勝っているのは、マレーとシモン、そして仮でフェデラー(現在、評価再構築中)。ゴールドグループでは、ジョコビッチとダビデンコ、そして仮でデルポトロ(現在、評価データ収集中)。この後のラウンドロビンのなりゆきを興味深く観戦してみようと思います。
感情的な記事ですが、ご容赦ください。マスターズカップ2008、フェデラー対シモン戦。あえて予想しないようにしていた事態が起きてしまいました。
4-6 6-4 6-3 で、シモン勝利。
○シモンがフェデラーを破る金星◇男子ツアー最終戦
考えないようにしていただけに、本気でショックです。当ブログはフェデラーファンブログではないですが、フェデラーファンであるかぎり私もファンの性からは逃れられなかった模様。ストローク&リターン力が上まわる者が勝つ、ストローク&リターン力が劣るものが負ける――。この個人的見解&勝敗法則は、フェデラーには適用されない、よしんば適用されたとしてもフェデラーのストローク&リターン力はシモンより勝ると、そう信じていたのですが……。
おそらく真性フェデラーファンさんは、シモンの調子が良すぎたとか、フェデラーのサービスの調子が悪かったとか、ウィルス性疾患の影響とか、腰(背中)の怪我のせいなどと論じると思います。それらすべて当てはまると思います。それらの影響は間違いなくあるでしょう。
が、個人的見解ですが、やはりフェデラーのストローク&リターン力は落ちており、そのせいで負けているという要素も少なからずあるような気がします。攻めるショットの精度が落ち、ラインオーバーすることが数年前と比べて異常に頻発しているように見受けられます。で、ドロップショットもあまりしないですし……。
もしかすると、また試合後インタビューで守備的テニス云々と言い出すかもしれませんが、
【参考】ドバイ1回戦後のフェデラーとマレー[Masters of the Game]
その場合は、極東のテニス後進国の週一初中級テニスプレイヤーのフェデラーファンとして本気でキレさせて頂きます。これまでは(少なくとも数年前は)守備的テニスを打ち破ってこれたのに、今は打ち破れない(守備的テニス自体のレベルや完成度がここ数年で飛躍的に高まっているとしても)、攻めるショットで決められず自滅する、相手は逆にミスをせずカウンターショットの精度が高い、それが現実だと思います。やはり、ストローク&リターン力で劣っていると勝てません。
とにかく、今フェデラーが取り組むべき課題は、サービスでもサーブ&ボレーでもリターン&ボレーでもない気がします。鍛えるべき点、修正すべき点はただ一つ。ストロークとリターンのみだと思います。ストロークで相手より劣るとボレーやサービスに頼りたくなると思いますが(昨日のダビデンコ対ツォンガ戦のツォンガのように)、攻撃力を高める=ストローク力を磨くことだと、個人的に思います。サービス力をいくら向上させてもキープにしかなりませんし(ストローク力があれば、サービスの調子が悪くともブレイクを阻止できる確率が高まる。なので、サービスが弱いから負けたのではなく、ストロークが弱いからブレイクされて負けるという考えです。4連続リターンエース喰らうなら別ですが)。
全仏オープンで安定して決勝進出しているフェデラーですから、アジャストは容易でしょうし、来年に期待したいと思います(決めショット精度低下が年齢から来る問題なら深刻ですが)。いずれにせよ、ナダルが切り拓いた道は、フェデラー打倒を目指すものにとって予想以上の好ルートとなってしまった模様。
今回のシモンの勝利は、波乱とか金星というふうに表現されるかもしれませんが、前述のとおり、実力勝ちだと思います。もう、認めます。シモンは伊達じゃない。直近のシモンの試合をGAORAで見た限り、『次世代ダビデンコ』あるいは『ダビデンコ2.0』だと確信しました。
そして、ストローク&リターン力が優れている者が試合を制す(サービス力云々はあまり関係ない)。この考えを厳格に適用しますと、レッドグループでストローク&リターン力が勝っているのは、マレーとシモン、そして仮でフェデラー(現在、評価再構築中)。ゴールドグループでは、ジョコビッチとダビデンコ、そして仮でデルポトロ(現在、評価データ収集中)。この後のラウンドロビンのなりゆきを興味深く観戦してみようと思います。
昨日は、悶絶しましたが、1日目に引き続き、2試合とも面白い試合でした!!
(1日目は、応援してたジョコが勝ったし、2試合目はどっちも応援していたので面白くてよかった)
シモン、いいですね!!
初めてまともに見ましたけど、守備的選手って感じはしなかったです。十分、コーナー付いて、攻め攻めな気がしました。
ソレに対してマレー。マレーも、まだまともに見たのは3試合目??
昨日のマレーは、にっくたらしかった!!!!!
超守備的マレー。これが。フェデラーがつい愚痴をこぼしてしまう、マレーのスタイルではないですか!?全米ナダル、フェデラー戦ではもっと攻めてましたよ。
昨日は、もう~~、ロディっくがあんなにいい攻めしているのに、守り守り守り。(いや、ロディックがストローク戦いやがって、攻めが速かったんだけどね)にくたらしい、きーーーー!マレーなんか大嫌いだ~~!!って思いました。
でも、ウィルファレルが好きなマレー、憎めないですけど。
今帰ってきましたので、今日のマスターズカップは完全に乗り遅れてしまいましたf(^^;)。記事もかけそうにないですf(^^;)。試合観てないのでf(^^;)。
守備的テニスという言い方が悪かったですね。ううーん。
攻撃的守備テニス
守備的攻撃テニス
こういう言い方でどうでしょう?
フェデラーも、好きでミスっているわけではなく、ミスさせられているのだと思うので、当然シモンが繋ぐだけの俗に言うシコラーと言いたいわけではありませんf(^^;)。
攻撃的守備テニスあるいは守備的攻撃テニスは、現代テニスにおいてかなり強いプレースタイルだと思います。
昨日の対フェデラー戦見るまでは、シモンは今季調子がいいだけではないかと思っていたのですが、現時点では、長期間安定してTOP8に入る選手だと認識を新たにしています。まさしく、次世代ダビデンコ。
昨日のマレーは……まぁ、その、ロディックの攻めが良かったからということでf(^^;)。適応力と戦略的柔軟性があるということで、大目に見てやってくださいf(^^;)。私は、対シモン戦が非常に楽しみです。マレーがどういうプレーを選択するのか。
いつも楽しく拝見しています。
私も昨日のフェデラーの試合には「えーっ?」の連続でした。
特に3セット目、シモンがふわっとあげたボールをボレーでネットにかけちゃった時には、「なんで~!私みたいなミスじゃない!!」って言ってました(><)
フェデラーちょっと心配です。
それにしても、シモンの細くて長い手から出るショット、凄かった・・
いつも楽しくご覧頂いているようで、社交辞令だとしても大変恐縮です。
フェデラーは多分、ウィルス性疾患で体調を崩したせいで、いまだにショットフィーリングがしっくりきていないのではないかと思います。フィジカルが元のレベルにフィットしていないのに、イメージはいいときの状態でプレーしているような。これはあくまで素人主観ですが。で、あえてそのズレも修正しようとしておらずいいときの状態を追及しているような。なので、来年に照準を定めているのかもしれませんね。来年を注視したいと思います。加齢から来る問題なのか、ウィルス性疾患の問題なのか。
まぁ、それでも、ランキング2位で、GSも1つ優勝し2つ準優勝しているプレイヤーなのですが(^_^;)。
それに、シモンはやはり凄いです。ラウンドロビン敗退のツォンガもなんだかんだで競った試合ばかりでしたし。……ガスケがんばれ!