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フェデラーのラケット仕様

                 
【追記】
フェデラーのラケットのスペックにつきましては、この過去記事でもジョコのラケットスペックと共に触れています。



おつかれさまです。ふぇでらです。

ウィンブルドン2008、ようやく今、フェデラー対サフィン戦を観終わりました。言葉は悪いですが、普通の試合でしたf(^^;)。当たり前ですが、決勝戦の対ナダル戦を占う上で、何の材料にもならない気がします。ナダルは明確に他の選手とはプレーレベルが違いますし、ミスを絶対といっていいほど犯さず確率のテニスで攻めてきますので……。


ナダルは、リスクをとる前にポイントを奪えてしまえるほどに技術の信頼性と完成度が高いです。おそらく、強いとか巧いとかは別にして、現時点でフェデラーよりも“タフ”な、唯一の選手でしょう。部分部分や瞬間的ないしは適応力のステータスはフェデラーのほうが優れている部分も多いですが、総合力ではおそらくナダルがすでにフェデラーを抜いているような気がします(フェデラーオタク(信者さん)は、ナダルを過小評価しすぎのような……。それに、年齢差というファクターをあえて無視しているような気が……)。


決勝戦が憂鬱です……(フェデラーファンとしては、サフィン戦を見た限りでは、ナダル優位のような気が……。まぁ、フェデラーも別のギアで臨むのでしょうけど……)。


……と、話が逸れましたが、フェデラー対サフィン戦のときに、フェデラーのラケットの仕様が出ていました。


フェデラーのラケットの仕様



個人的にはプロがどういう仕様のギアを使っているかあまり興味がないのですが(筋力も体格もプレースタイルもプレー環境も違うので真似しても意味がない)、しかし、非常に興味深いですf(^^;)。



まず、フェデラーのグリップサイズはこれまで、G2だとかG3の細めと言われていました(グリップサイズは世界標準ではG8ぐらいまであります)。

テニスナビ『ロジャーフェデラーはグリップ2』
2006年スマッシュ12月号誌面ではG3との情報

で、ためにならないブログさんの『フェデラーのラケット』という過去記事をみてみますと、たしかにカスタムっぽいです(2005年の時点でのラケットですが)。G2よりは太く見えるほか、微妙な曲線や盛り上がりも見て取れます。少なくとも市販品のグリップそのままということはなさそうです。




ほか、テンションが47/48LBSというのも興味深いです。90平方インチということとナチュラル×ポリエステルのハイブリッドということもあって、面圧的には55~60前後ぐらいはあると思います。これはおそらくこれまでの情報とそう相違ないのですが……。気になるのは以下の情報。

平沢潤の「スマッシュ・トゥ・ザ・フューチャー」
 『[ウィンブルドンレポート]男子ベスト4出揃う!』


記事中に、フェデラーはストリングのテンションを落とし、パワープレーからパーセンテージプレー(確率の高いテニス)へシフトさせたとの情報が。果たしてテンションを落として47/48LBSとなったのか、あるいは表示のテンションは落とす前のデータなのか……。



あとは、エラストクロス系の、ストリングの交差点にチップをはさむものを使用していますね。



個人的には、フェデラーは一度95平方インチか100平方インチのラケットを使用して欲しいです(爆)。ミスヒットは減ると思うのですが……(確率のテニスに移行したいのなら、なおさら……。ナダルの強さは、あのプレースタイルで100平方インチのラケットを使用していることにもあると思います……)。



ATPtour/選手 | 著者 ふぇでら 11:56 | 意見(4) | TB(0)
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こんにちは!

フェデラーがエラストクロスを使っているんですか!

前にある人が、良いプレーをしていて、ラケットを見てみると、中央部にエラストクロスを沢山つけてあるのを見ました。
これは、コントロール性能を上げるために、つけているんだなと思いました。

まさか、フェデラーはコントロール性能を上げるためにつけているのかなぁ・・。
投稿者 青い鳥 2008/07/06 13:05
≫青い鳥さん、こんにちは。
エラストクロスそのものかどうかは分かりません。

各メーカーから似たようなものが出ていますので、ウイルソンのやつかもしれません。

が、つけているのは間違いないです。当記事内挿入の画像をご覧いただければお分かりのとおり、トップ寄り(Wのステンシルの上あたり)の部分に、合計11個ほどつけられているようです。

位置にもいろいろとこだわりがあるのでしょうね多分f(^^;)。
投稿者 ふぇでら 2008/07/06 13:49
機会があってフェデラーの実使用のラケット(n6.1)を拝見する機会があったのですがふぇでらさんの書かれているとおりの物でした。
AIG来日時に話題になっていたフェデラーのラケットのグリップサイズは 3 でしたよ。
フェデラーの公式ホームページでファンの質問に彼が答えていたのがL3でしたがまさにそのとおりでした。
グリップテープが巻かれていたのでいたのですが市販の3と比較してみてもほぼ同じ太さでした。
テニナビのレポートのグリップサイズ2ではありませんでした。
エンドキャップの刻印は GGW で 4 3/8 NO3 で市販品に入っている
CHINAのロゴはなしです。
ラケットの重量は約365グラムでした。
これもテニナビのレポートの約390gというのと異なりますね。
チップは横糸の上から4列目と6列目にそれぞれ5個ずつ入っています。
フレームのサイドに2000本限定モデルと同じフェデラーのサインが入っていますがこれはつや消しタイプになっています。
他にはシングルグリップになっていることやフェイスのサイドの白塗りの部分が狭いといった点が限定モデルと異なります。
いい機会だったので気になった点は全部みさせてもらいました。
テニナビの記事を見たほとんどの人がフェデラーのグリップは2と信じましたが画像のみで2ではないと見抜いたことやガットにチップが入っておりその数まで正確に見抜いたのはすごいですね。
かなりのギア通とお見受けしました。
投稿者 でんたろう 2008/09/11 15:49
≫でんたろうさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

まず、申し上げたいのは……。
>かなりのギア通とお見受けしました。
これは、まったくの買いかぶりです(^_^;)。私はあくまで一介の素人テニスプレイヤーで硬式テニス歴3年のペーペーです。情報も、ネットや雑誌などの2次~3次情報をもとに、素人的にお遊びで取捨選択分析類推しているだけです。

でんたろうさんのような、実体験情報を持ちさらに独自の分析をされている方こそ、ギア通でしょう。

願わくば、でんたろうさんの上記コメント内の情報が、インターネットでフェデラーのギア関連の情報を検索しているユーザーさんの目に届いてほしいですね。

大変貴重なコメント、ありがとうございます。マイナーなブログですが、ブログやってて良かったと心底思います。
投稿者 ふぇでら 2008/09/12 11:11








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