へぼプランナーのダウンザライン戦記

■坊主怖い(；´д⊂）
昨日のナダル対バグダティス戦、ライブで見ました。ナダルがウィンブルドン決勝進出を決め、言い知れぬ不安感を拭いきれません。今からドキドキしています。少なくとも、全英オープン2006決勝は永久保存版になると思います。

フェデラーが負けてしまうのではないか。つまり自分は坊主にならなければいけないのではないか。いやいや、フェデラーが結局１セットも落とさず４連覇するのでは。いや相手はナダルなのでそれはないフルセットまでもつれ込んで結局ナダルが優勝という結末もありうるのでは。つまり自分は坊z（以下略）。

と、気が気ではありません。こうなってくると、スポーツにたらればは禁句ですが、ケンドリックがナダルを仕留め損なったのが悔やまれて仕方ありません。ケンドリックに喝を入れたい気分です（泣）。


■バグはいい人過ぎ……
バグダティスも勝負に甘いところがある気がします（素人がこんな意見を言ってすみません）。笑ってて勝てる相手ではない気がします（いや、そこがいいところなのですが。ナダルは一度も笑ってなかったと思います）。いい人ではナダルには勝てません。ナダルは勝つ為にはほぼ手段を選びません。かたくなに自分のペースを崩そうとしませんし、自分の間合いを維持する絶対的な精神力（いい意味での傲慢さ）を兼ね備えています。フィジカルなんか、ぱっと見でもＡＴＰでもトップでしょう。

グラスコートへの適応レベルも、フェデラーのクレーコートへのそれと同等ぐらいになっている気がします。つまり、ほぼローランギャロス決勝の立場を逆にしたような展開になるような気がします。

フェデラーも内心悔しがっているのではないでしょうか。若干20歳で、全仏と全英の２つのグランドスラムの決勝に進める実力を持ったナダルに（多少ドロー運が良かった面があるにしても。怪我さえしなければ、全豪オープンや全米オープンも今年か来年制覇するでしょう）。

ああ、フェデラーがサウスポーだったなら……。

▼参考
マッケンロー絶賛「ナダルは末恐ろしい選手」
http://news.tennis365.net/news/today/200607/956.html




■フェデラーは今こそ、真の全力を
今決勝、ウィンブルドン史上に残る名勝負になるような気がします。3-0でフェデラーが勝ってもです。録画して永久保存します。

おそらく無意識にかけているであろうリミッターを、フェデラーが試合前のウォーミングアップの段階から解除することを望みます。そうしないとやばいです。１ゲーム目からアンフォーストエラー……いえ、フォーストエラーにラケットを地面に叩きつけるほど、１回目のウィナーで雄叫びを上げるほどに全力で叩き潰しに行かないと。ナダルは綺麗に美しく勝てる相手ではない気がします。

と同時に、どこで丸坊主にしてもらうか、いくお店を心に決めて覚悟しておきます。こんなにドキドキするのは初めて独りでプレゼンに行ったとき以来です。

でも……ここで負けたあとフェデラーがどんな成長を遂げるか見てみたい気もします……（フェデラーを唯一成長させることのできるプレイヤーはナダル以外いないことも、また事実です）。