2012年05月12日
ムチュア・マドリッド・オープン2012、蒼のブルークレー
おつかれさまです。ふぇでらです。
その蒼いブルークレー・サーフェスが侃々諤々の議論を巻き起こしているムチュア・マドリッド・オープン2012。三者三様の思惑やフィーリングや主義主張がある中でそれでも大会は佳境に入り、ナダルやジョコビッチは敗退、準決勝はフェデラー対ティプサレビッチ、ベルディフ(ベルディハ)対デルポトロとなりました。
ブルークレーについては、私の視聴環境下ですくなくともGAORAで試合をTV観戦した限りは、率直に言って見易さはレッドクレーと大差なく相変わらず見難い(あるいは状況によってやや見易い程度)ように感じていますf(^^;)。
ジョコビッチ、ナダル、フェデラーなどのトップ選手のブルークレーへの感想としましては、おおむね下記のような見解がニュースとして伝わってきているようです。
●ナダル敗れる[tennis365.net]
●ジョコビッチがブルークレーに物申す[tennis365.net]
●フェデラーが王者奪還へ気合十分とアピール
[tennis365.net]
●トップシードのジョコビッチがフルセット勝ち
[tennis365.net]
●初登場のブルークレー[ピンキーズ・リマークス]
●ブルークレーは大不評[ピンキーズ・リマークス]
海外でテニスコーチをしている濱浦貴光氏のブログでもブルークレーについて触れられています。
●マドリッドより、、、
[風のふくまま 気のむくまま・・・]
●青と赤、、、[風のふくまま 気のむくまま・・・]
●削除、、、[風のふくまま 気のむくまま・・・]
私個人としましては、先述しましたようにGAORAにてTVで試合観戦する限りにおいてレッドクレーと比べて見易さが劇的に向上したとは感じなかったのですが(個人的見解)、YouTubeで観てみるとアラ不思議、レッドクレーの時より遥かに見やすいです。下記に動画を埋め込んでおきます。
フェデラーの練習風景動画。背面リターンを茶目っ気いっぱいに披露。
フェデラーの練習風景動画。気分転換にダブルハンドでバックを打ってホームラン気味になりやや意気消沈(撮影者にはチョイウケor失笑?)。
ナダルとラオニク(ラオニチ)の練習風景。
かなり動画品質が高い、ラオニク(ラオニチ)対ナルバンディアンのフルマッチ動画。
で、私個人の今回のブルークレーに関する件についての意見ですが、このブログを昔からご覧いただいている人は察しがついているでしょうけれど、端的に言って賛成ですf(^^;)。もちろん、その決定過程でテストやコンセンサスの醸成が不足していたことと、サーフェス自体のクオリティや特性がレッドクレーと比べて乖離し劣っていたこと、ローランギャロス直前のしかもATPマスターズ1000クラスの大会でテスト採用したことはキツく糾弾・改善していかなければいけませんが、いろいろなことを変えつつ戻しつつ批判されつつ賛成されつつ変化させていく姿勢は、大いに支持しています。
過去にはツアーにおいてラウンドロビン制を試験採用する時に確かナダルは賛成派でしたし、今となってはまったくその存在に批判がないホークアイでさえ、導入初期においては割と大きな論争を生み出していたことは記憶に新しいです。
素人的な浅薄な疑問としては、サーフェスの色を変える前になぜボールの色を変えることを検討・採用しなかったのだろうかという思いはあります。ハードコートは色で雰囲気を変えているという競争意識、北米ではグリーンサンドがあるという前例、ボールの色を変えても大会的にインパクトがない、ボールの色を変えると(例えば、黒とか白とか青)選手のプレーメンタル的にサーフェスの色変更より影響を与える、などなど素人的にも不採用の理由はいろいろ思いつきはしますが……f(^^;)。
いずれにしろ、過去のラウンドロビン制試験運用と同じ轍をブルークレーも踏んでいくのではないかとは感じています。が、現状に安易におもねったり思考停止状態で前例踏襲せず、失敗しようと批判されようとある程度の頻度でいろいろなことをとりあえず変化させあるいは戻していくその気概は、良きにつけ悪しきにつけテニス界の持続的発展の礎としていちおうの評価はしたいです(個人的見解)。
その蒼いブルークレー・サーフェスが侃々諤々の議論を巻き起こしているムチュア・マドリッド・オープン2012。三者三様の思惑やフィーリングや主義主張がある中でそれでも大会は佳境に入り、ナダルやジョコビッチは敗退、準決勝はフェデラー対ティプサレビッチ、ベルディフ(ベルディハ)対デルポトロとなりました。
ブルークレーについては、私の視聴環境下ですくなくともGAORAで試合をTV観戦した限りは、率直に言って見易さはレッドクレーと大差なく相変わらず見難い(あるいは状況によってやや見易い程度)ように感じていますf(^^;)。
ジョコビッチ、ナダル、フェデラーなどのトップ選手のブルークレーへの感想としましては、おおむね下記のような見解がニュースとして伝わってきているようです。
●ナダル敗れる[tennis365.net]
●ジョコビッチがブルークレーに物申す[tennis365.net]
●フェデラーが王者奪還へ気合十分とアピール
[tennis365.net]
●トップシードのジョコビッチがフルセット勝ち
[tennis365.net]
●初登場のブルークレー[ピンキーズ・リマークス]
●ブルークレーは大不評[ピンキーズ・リマークス]
海外でテニスコーチをしている濱浦貴光氏のブログでもブルークレーについて触れられています。
●マドリッドより、、、
[風のふくまま 気のむくまま・・・]
●青と赤、、、[風のふくまま 気のむくまま・・・]
●削除、、、[風のふくまま 気のむくまま・・・]
私個人としましては、先述しましたようにGAORAにてTVで試合観戦する限りにおいてレッドクレーと比べて見易さが劇的に向上したとは感じなかったのですが(個人的見解)、YouTubeで観てみるとアラ不思議、レッドクレーの時より遥かに見やすいです。下記に動画を埋め込んでおきます。
フェデラーの練習風景動画。背面リターンを茶目っ気いっぱいに披露。
フェデラーの練習風景動画。気分転換にダブルハンドでバックを打ってホームラン気味になりやや意気消沈(撮影者にはチョイウケor失笑?)。
ナダルとラオニク(ラオニチ)の練習風景。
かなり動画品質が高い、ラオニク(ラオニチ)対ナルバンディアンのフルマッチ動画。
で、私個人の今回のブルークレーに関する件についての意見ですが、このブログを昔からご覧いただいている人は察しがついているでしょうけれど、端的に言って賛成ですf(^^;)。もちろん、その決定過程でテストやコンセンサスの醸成が不足していたことと、サーフェス自体のクオリティや特性がレッドクレーと比べて乖離し劣っていたこと、ローランギャロス直前のしかもATPマスターズ1000クラスの大会でテスト採用したことはキツく糾弾・改善していかなければいけませんが、いろいろなことを変えつつ戻しつつ批判されつつ賛成されつつ変化させていく姿勢は、大いに支持しています。
過去にはツアーにおいてラウンドロビン制を試験採用する時に確かナダルは賛成派でしたし、今となってはまったくその存在に批判がないホークアイでさえ、導入初期においては割と大きな論争を生み出していたことは記憶に新しいです。
素人的な浅薄な疑問としては、サーフェスの色を変える前になぜボールの色を変えることを検討・採用しなかったのだろうかという思いはあります。ハードコートは色で雰囲気を変えているという競争意識、北米ではグリーンサンドがあるという前例、ボールの色を変えても大会的にインパクトがない、ボールの色を変えると(例えば、黒とか白とか青)選手のプレーメンタル的にサーフェスの色変更より影響を与える、などなど素人的にも不採用の理由はいろいろ思いつきはしますが……f(^^;)。
いずれにしろ、過去のラウンドロビン制試験運用と同じ轍をブルークレーも踏んでいくのではないかとは感じています。が、現状に安易におもねったり思考停止状態で前例踏襲せず、失敗しようと批判されようとある程度の頻度でいろいろなことをとりあえず変化させあるいは戻していくその気概は、良きにつけ悪しきにつけテニス界の持続的発展の礎としていちおうの評価はしたいです(個人的見解)。
ブルークレーになってもレッドクレーとそんなに(GAORA放送を液晶TVで観るぶんには)見にくさが変わらないのは、たぶん、コート表面のハイライト部分とシャドウ部分で色ムラがレッドクレーよりひどく(濃く)見えるということもあると思います。
コートがレッドクレーの時より強くまだら(迷彩)模様に見え、結果、TV画面上におけるボールの視認性をスポイルしているように感じています。
実際に会場で見る分にはかなり見易いと推察しています。あるいは、低解像度で小さな画面で見る分には、ブルークレーはレッドクレーより非常にボールが判別しやすいです。
に注ぐ予算とか...なぜブルーなのとか、柔道を例にブルーの柔道着採用に日本は猛反対したが、世界柔道界にその声は無視された...ウインブルドンにもこの制度が採用されたら...ウインブルドンの歴史を汚すのと同じと思われました。
柔道もカラー道着の一件がありましたね。今回は、いままでレッドクレーだったところが自らブルークレーに変えてみたという事が、凄いと思います。日本が自ら白い道着じゃなくてカラー道着にしてみましたやったようなものですし。厳密にはレッドクレーの代名詞はローランギャロスなので少し違いますがf(^^;)。
ウィンブルドンは大丈夫かと思います。芝生の色を変えることは遺伝子操作でもしなければ不可能ですし、白基調のウェア規制が緩和されることもないでしょうし(全英モデルを売れなくなるとウェアメーカーが反発すると思いますので)。