2011年11月07日
スイス・インドア2011、錦織はフェデラーに敗れ準優勝
おつかれさまです。ふぇでらです。
スイス・インドア(バーゼル)2011。腕や肩の状態が万全ではなかったものの現ATPランク1位のジョコビッチを破り決勝戦進出した錦織は、現ATPランク4位なものの永らく絶対的な1位であったフェデラーに決勝でストレート負け(1-6 3-6)。とはいえ、ATP500クラスの大会で準優勝という結果を残しました。これで錦織のランキングは24位になるとのこと。
●錦織はフェデラーに敗れ準優勝[tennis365.net]
●錦織、フェデラーに敗れ準優勝[テニスナビ]
●錦織圭準優勝! フェデラーに敗れる[@nifty]
●錦織、決勝で完敗も成長を実感[asahi.com]
●世界のトップグループに足踏み入れた錦織の金星
[YOMIURI ONLINE]
●高かったフェデラーの壁
世界20位台へ、ストロークで健闘[時事ドットコム]
●トップと連戦、得難い経験
錦織、20位以内が視界に[時事ドットコム]
ほか、フェデラーと錦織の両者のコメントなどをニュースから拾ってみました。下記にリンクしておきます。
●フェデラー「錦織は強くなって帰ってきた」
[MSN産経]
●フェデラー 錦織の飛躍に期待
「このレベルでフルシーズンをプレー」[スポニチ]
●フェデラー「錦織大きく進歩」[日刊スポーツ]
●フェデラー「ケイは成長する」[時事ドットコム]
●錦織「今日のフェデラーは僕には強すぎた」
[MSN産経]
●【錦織トーク】V逃すも「夢の実現」[サンスポ]
●錦織準V「今週は楽しかった」[日刊スポーツ]
●スイス[錦織圭 公式ブログ]
下記に、素人一般テニスプレーヤーがGAORAにてTV観戦して感じた個人的主観を書き記していこうと思います。先に簡単に総括を述べますと、対ジョコビッチ戦の1セット目のような感じで2セット目も進んでいったような印象を受けました。普通にあらゆる点で差が大きかった気がします。とはいえ、2004年~2008年、2009年、20010年と1位に座し続け、2005年の勝率95.29%(81勝4敗)、2006年の勝率94.84%(92勝5敗)、2007年の勝率88.31%(68勝9敗)というプレーヤー相手ですので……f(^^;)。
まず1セット目。1ゲーム目から非常に競った見応えのある展開ではありました。ところが、40-0で錦織キープと思いきや、じわりじわりと真綿で首を締め薄皮を一枚一枚剥いでいくかのようにフェデラーがデュースまで持っていき、結果、ブレーク。これがかなり大きかったような気がします。
1セット目を通して錦織は、フェデラーのストロークのクオリティになかなかついていけず、また、フェデラーの戦術(攻めのタイミングや間)にもやや対応しきれなかったような気がしました。対してフェデラーは、かなり気持ちよく錦織のショットをさばいていたように見えました。フェデラーが絶好調というよりも、錦織のショットが他のTOP5プレーヤーほどエグくなかったから、なのかもしれません。素人にはわかりませんが。
2セット目も、前半は1セット目と同じような印象を受けました。が、錦織はゲームを経るごとにフェデラーのショットや戦術に対応していっていたような気がします。ただしフェデラーは、ときおり吠えたりしプレーレベルを一切落とさず最後までテンションとハイギアを維持し、これまで錦織が倒してきたプレーヤーのように錦織につけ入る隙を与える愚を犯しませんでした。しかしながら、最後の錦織のサービスゲーム2ゲームだけは、フェデラーのプレーレベルにフィットした非常に見応えのあるゲームだったと思います。
錦織のサービスゲームラスト2ゲーム、錦織はフェデラーのショットや戦術にかなりアジャストできていたような気がします。個人的な見解ではありますが、錦織は普通に対等にフェデラーと戦えていたような感じを受けました(単にゲームプランをリセットして真っ向勝負を挑んだだけなのかもしれませんが)。たらればになりますが、3セット目をぜひ観てみたかったです。
いち素人の個人的見解ではありますが、TOP10ならいざしらずやはりTOP4相手となると、サービス・フォア・(今回、フォアより安心して見れた)バック・ボレー・リターンの全てにおいて精度と質の差を感じます。とくに、フェデラー相手ということでいうと、フォアハンドにかなり差があるように見えました(手負いジョコビッチやマレー相手のときはそう思わなかったのですが)。これは、フェデラーのショットクオリティに圧されて真価を発揮できなかったのかったのかもしれません。フォアハンドは錦織の代名詞かと思うのですが、なぜか大きな差を感じてなりませんでした。……ボレーは……おいおい強化していけば良いと思います。以上、素人の主観です。
ただし、センスといいますかゲームメイク力については、TOP8に十分対抗できる素養を錦織は持っているように感じました。フェデラーの予測を外し虚を突くショットをいくつか打っていましたし、ここでこのショットが入っていれば&このロブがもっと深ければ面白い展開になったかもしれないのに、というシーンもいくつかありました。ですので、第2セット後半に入ってフェデラーのプレーに何とかついていけるようになりつつあった(フェデラーのプレーに引き上げられた?)錦織を、もう少し長く観たかったです。
そういう意味で、今回のフェデラーとの対戦は錦織にとって非常に大きな糧、ベンチマークとなったような気がします。今後のさらなる飛躍に期待したいです。そして、フェデラーの今年2個目(!?)のタイトル獲得をファンとして喜びつつ、これまた2012年のグランドスラムとロンドン・オリンピックでの優勝を期待したいです。そんなこんなで、ここまで勝ち進み準優勝した錦織と素晴らしいクオリティのプレーでそれに応えてくれたフェデラーに、感謝!
スイス・インドア(バーゼル)2011。腕や肩の状態が万全ではなかったものの現ATPランク1位のジョコビッチを破り決勝戦進出した錦織は、現ATPランク4位なものの永らく絶対的な1位であったフェデラーに決勝でストレート負け(1-6 3-6)。とはいえ、ATP500クラスの大会で準優勝という結果を残しました。これで錦織のランキングは24位になるとのこと。
●錦織はフェデラーに敗れ準優勝[tennis365.net]
●錦織、フェデラーに敗れ準優勝[テニスナビ]
●錦織圭準優勝! フェデラーに敗れる[@nifty]
●錦織、決勝で完敗も成長を実感[asahi.com]
●世界のトップグループに足踏み入れた錦織の金星
[YOMIURI ONLINE]
●高かったフェデラーの壁
世界20位台へ、ストロークで健闘[時事ドットコム]
●トップと連戦、得難い経験
錦織、20位以内が視界に[時事ドットコム]
ほか、フェデラーと錦織の両者のコメントなどをニュースから拾ってみました。下記にリンクしておきます。
●フェデラー「錦織は強くなって帰ってきた」
[MSN産経]
●フェデラー 錦織の飛躍に期待
「このレベルでフルシーズンをプレー」[スポニチ]
●フェデラー「錦織大きく進歩」[日刊スポーツ]
●フェデラー「ケイは成長する」[時事ドットコム]
●錦織「今日のフェデラーは僕には強すぎた」
[MSN産経]
●【錦織トーク】V逃すも「夢の実現」[サンスポ]
●錦織準V「今週は楽しかった」[日刊スポーツ]
●スイス[錦織圭 公式ブログ]
下記に、素人一般テニスプレーヤーがGAORAにてTV観戦して感じた個人的主観を書き記していこうと思います。先に簡単に総括を述べますと、対ジョコビッチ戦の1セット目のような感じで2セット目も進んでいったような印象を受けました。普通にあらゆる点で差が大きかった気がします。とはいえ、2004年~2008年、2009年、20010年と1位に座し続け、2005年の勝率95.29%(81勝4敗)、2006年の勝率94.84%(92勝5敗)、2007年の勝率88.31%(68勝9敗)というプレーヤー相手ですので……f(^^;)。
まず1セット目。1ゲーム目から非常に競った見応えのある展開ではありました。ところが、40-0で錦織キープと思いきや、じわりじわりと真綿で首を締め薄皮を一枚一枚剥いでいくかのようにフェデラーがデュースまで持っていき、結果、ブレーク。これがかなり大きかったような気がします。
1セット目を通して錦織は、フェデラーのストロークのクオリティになかなかついていけず、また、フェデラーの戦術(攻めのタイミングや間)にもやや対応しきれなかったような気がしました。対してフェデラーは、かなり気持ちよく錦織のショットをさばいていたように見えました。フェデラーが絶好調というよりも、錦織のショットが他のTOP5プレーヤーほどエグくなかったから、なのかもしれません。素人にはわかりませんが。
2セット目も、前半は1セット目と同じような印象を受けました。が、錦織はゲームを経るごとにフェデラーのショットや戦術に対応していっていたような気がします。ただしフェデラーは、ときおり吠えたりしプレーレベルを一切落とさず最後までテンションとハイギアを維持し、これまで錦織が倒してきたプレーヤーのように錦織につけ入る隙を与える愚を犯しませんでした。しかしながら、最後の錦織のサービスゲーム2ゲームだけは、フェデラーのプレーレベルにフィットした非常に見応えのあるゲームだったと思います。
錦織のサービスゲームラスト2ゲーム、錦織はフェデラーのショットや戦術にかなりアジャストできていたような気がします。個人的な見解ではありますが、錦織は普通に対等にフェデラーと戦えていたような感じを受けました(単にゲームプランをリセットして真っ向勝負を挑んだだけなのかもしれませんが)。たらればになりますが、3セット目をぜひ観てみたかったです。
いち素人の個人的見解ではありますが、TOP10ならいざしらずやはりTOP4相手となると、サービス・フォア・(今回、フォアより安心して見れた)バック・ボレー・リターンの全てにおいて精度と質の差を感じます。とくに、フェデラー相手ということでいうと、フォアハンドにかなり差があるように見えました(手負いジョコビッチやマレー相手のときはそう思わなかったのですが)。これは、フェデラーのショットクオリティに圧されて真価を発揮できなかったのかったのかもしれません。フォアハンドは錦織の代名詞かと思うのですが、なぜか大きな差を感じてなりませんでした。……ボレーは……おいおい強化していけば良いと思います。以上、素人の主観です。
ただし、センスといいますかゲームメイク力については、TOP8に十分対抗できる素養を錦織は持っているように感じました。フェデラーの予測を外し虚を突くショットをいくつか打っていましたし、ここでこのショットが入っていれば&このロブがもっと深ければ面白い展開になったかもしれないのに、というシーンもいくつかありました。ですので、第2セット後半に入ってフェデラーのプレーに何とかついていけるようになりつつあった(フェデラーのプレーに引き上げられた?)錦織を、もう少し長く観たかったです。
そういう意味で、今回のフェデラーとの対戦は錦織にとって非常に大きな糧、ベンチマークとなったような気がします。今後のさらなる飛躍に期待したいです。そして、フェデラーの今年2個目(!?)のタイトル獲得をファンとして喜びつつ、これまた2012年のグランドスラムとロンドン・オリンピックでの優勝を期待したいです。そんなこんなで、ここまで勝ち進み準優勝した錦織と素晴らしいクオリティのプレーでそれに応えてくれたフェデラーに、感謝!
この試合は錦織に....入れ込みすぎました
力技で攻めてくる相手にはもう互角に戦えるような
フェデラータイプのタイミングと小技で攻められると
ちょっとまだまだかなと、でもこれから伸びるでしょう
良い勉強になったと思います。
そうですね、良い経験になったと思います。かなりのことを学んだのではないでしょうか。上のレベルを意識しないと、見据えないと、巧くも強くもなれないでしょうし。今回の機会は、大きな財産になったと思います。
フィジカルもかなりビルドされていましたし。バックも安定しています。ダウンザラインは別として、ショートクロスへの配球が巧いです。ボレーはそのうちもっとうまくなっていくでしょうし。
あとは、身長があと10cmほど高ければ……(;´д⊂)。ファーストサーブが白帯直撃が多すぎるような。
ツアー年間を通してですとまだいろいろ苦しいと思いますが、ナダルの予言どおりTOP5あるかどうか、期待して今後も見守りたいです。