へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。


マスターズ1000クラスの、BNPパリバ・マスターズ2009。準決勝をGAORAでTV観戦しました。

準決勝は、ナダル対ジョコビッチ戦と、モンフィス対シュテパネク（シュティエパネック？）。結果は、ジョコビッチが6-2 6-3でナダルに勝ち、モンフィスが6-4 5-7 6-4でシュテパネク（シュティエパネック？）を下しました。決勝戦はジョコビッチ対モンフィスに。


注目していたのはナダルの状態。結論から言いますと、良くなってきているように見受けられました（全豪オープン2009時のレベルにはまだまだだと思いますが……）。少なくとも前回私がGAORAで観れた対ダビデンコ戦、マスターズ1000：上海2009で『ダビデンコ△～！』（2009年10月18日）という記事を書いた時のナダルの状態よりは、幾分プレーレベル（フィジカル？　メンタル？）が元に戻りつつあるように感じました（当時のダビデンコが調子良かったことを割り引いても）。

今回ジョコビッチに負けはしましたが、これはジョコビッチのプレーレベルが非常に高次元で安定していたことも、大きいと思います。ナダルのプレー（状態）自体は、マスターズ1000：上海2009より着実に一歩向上していたと思います（最盛期には及びませんが）。


年末のツアー最終戦でどういう結果をナダルが出すかは分かりませんが、2010年のクレーシーズンまでには、これぞナダルのプレー＆戦術＆ショットというものが安定的に繰り出せるようになるのではないでしょうか？　以前のように、守備的なショットを続けていても相手プレーヤーを常時圧せるようになり、切り返しのカウンターショットの精度が戻り、バックハンドでのややフラット系のショットを取り戻せれば、流れが変わると思います。




そして、モンフィス。モンフィスのプレーはやはり面白いです。錦織がフランスで生まれていてそれなりの体躯だったならば、モンフィスみたいなプレーをするのではと妄想しています（もう少し強打を多用するかf(^^;)）。

GAORAにてモンフィスの今大会のこれまでの勝ちあがりの様子が流れていたのですが、そのプレーにびっくりしました(；д)。股抜きショットでポイントを奪うわ、スマッシュをバックハンドのジャックナイフでウィナー返すわ……。モンフィスが地元フランスの選手ということもあって、会場の観客も大盛り上がり。このプレーをリアルタイムで観たら、間違いなくモンフィスというプレーヤーに魅せられるでしょうね。


ジョコビッチも今大会かなり調子が良くフィジカル的にもモンフィスより優位だと思いますが、個人的には、決勝戦はモンフィスに期待しています。がんばれモンフィス！