へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。


毎年（といっても私がATPツアーをチェックしだしたのは2006年ぐらいからですが）、いつの間にか始まる全英オープン（ウィンブルドン）。どうやら、膝の状態が思わしくない前年覇者のナダルが欠場を表明した模様。いろいろな考え方があると思いますが、個人的にはよい決断だと感じました。全米オープン2009初制覇にむけて（生涯グランド（ゴールデン）スラム獲得に向けて）、充分なフィジカルでもって敢然と挑戦してほしいと思います。

○昨年覇者のナダルが欠場◇ウィンブルドン［tennis365.net］


さて。
TennisWarehouseにて、これまたいつの間にかプリンスのニューラケットがトップページに掲示されていました。『Prince EXO3 Ignite』という、赤と黒を基調にしたヘッドサイズ95平方インチ＆フレーム厚22mmのシリアスモデルのようです。
○Prince Tennis Racquets　［TennisWarehouse］

Ignite＝イグナイト……つまり点火･発火･燃え立たせるという名を与えられたこのニューラケットは、プリンス本社サイトにも情報掲示されています。ラインアップとしては、チームラインが加わり合計２モデルのイグナイトが登場する模様。なお、日本国内で発売されるのかどうかは不明です。
○EXO3 Tennis Racquets　［Prince］



■EXO3 IGNITE 95

・ヘッドサイズ　95平方インチ
・厚さ　22mm
・長さ　27インチ
・重さ　335g（ストリングなし）
・バランスポイント　30cm
・ストリングパターン　16×18
・スイングウェイト　310
・パワーレベル　800



■EXO3 IGNITE Team 95

・ヘッドサイズ　95平方インチ
・厚さ　22mm
・長さ　27インチ
・重さ　295g（ストリングなし）
・バランスポイント　32.5cm
・ストリングパターン　16×18
・スイングウェイト　295
・パワーレベル　800



プリンスが策定しているパワーレベル（≠Princeパフォーマンスインデックス数値？）は、EXO3グラファイト93が700、EXO3レベル95が750、EXO3グラファイト100が775となっているようですので（ただし、日本国内モデルと海外モデルではスペック差異から数値が異なる場合があるようです）、EXO3イグナイトはそれらよりもややパワーアシストがある、という感じのツアー系モデルでしょうか。画像でスペックや形状を見た限りでは、かなり一般受けしそう（O3系が好きではない層にリーチすることを狙っている）な気も……。

しかし、今後しばらくEXO3系は、この手のコスメデザイン（外観）でいくのでしょうか……。配色のせいかグラファイトやレベルよりは格好よく見えるものの（遠目からみると主観ですが獰猛そう（強そう）に見えます）、個人的にはそろそろベタで王道な普通のコスメデザインのラケットにしてほしいところ（泣）。


ただし、新しい世代の感性ではこのコスメがクールに感じられるのかも知れません。また、少なくとも他社メーカーのラケットとの外観の差別化には成功しているとも思います。