2008年06月29日
ウィンブルドン2008後半展望
おつかれさまです。ふぇでらです。
全英オープン2008もいよいよ後半。なかなか面白い勝ち上がりメンバーとなっています。昨年あたりからいろいろ言われだしたコートサーフェスの減速化について、やはり今年も言われている模様。SmashBlogさんの『06/26: 大会3日目と4日目の朝です』という記事内でも、そのあたりの事が書かれています。以下に引用させて頂きます。
……さて。前半戦の予想の反省と後半戦の独断偏見素人予想を行ってみたいと思います。
■事前予想の結果と反省
まずは、過去記事『全英2008画像予想』の反省から。下図は、私の予想ドローです。赤ラインは私の予想。青ラインは予想が外れた部分の実際の正しい勝ち上がりとなります。
いやはや、ダビデンコの初戦敗退だけは、完全に波乱といって良いと思います。そして、クレマンとシュットラーの躍進。サフィンの覚醒。これらを予想できた人はほぼ皆無なのではないでしょうか。マチューとダビデンコの山は、予想大外れf(^^;)。
■4回戦以降の予想
で、現段階での4回戦以降の予想を以下に記載しておきます。
まず、フェデラー対ヒューイット。100%フェデラーとは言い切れませんが、おそらくフェデラーが勝ち抜けるのではないかと。
次に、ベルダスコ対アンチッチ。アンチッチがこれまでにフルセットや4セットの闘いを経てきているため体力的な面で不安がありますが、芝でフェデラーを倒した男として、アンチッチの勝ち上がりを期待しています。これまで病気などで苦労してきた分、ここで勝って欲しいとも思っています。
ワウリンカ対サフィンは、何気に難しいですね。サフィンが真に覚醒しない限りはワウリンカが有利と考えています。これまでの対戦成績からもワウリンカが勝ち上がるのでは……。しかし、サムシングがあるのがサフィンという選手……。それでも、今季の成績からワウリンカと予想します。
バグダティス対ロペス。これも難しいところです。スタッツをみてみるとロペスのサービスが好調な模様。しかもサウスポーですし、高速サーフェス得意ですし、サーブ&ボレーヤーですし……。が直前に4セット戦っていることと、バグダティスのリターン力を鑑みて、バグダティスの勝ち上がりと予想。でももしかしたらロペスかも(どっちだよ!)。
ティプサレビッチ対シュトラー。これは、勢いと今季実績からしてティプサレビッチと予想します。個人的に好きなプレイヤーでもありますしf(^^;)……。
チリッチ対クレマン。これも、勢いと今季の実績からチリッチを押します。ただし、チリッチはこれまで激戦が多いので、体力面で心配ではあります。が次代のTOP5選手候補として勝ちあがってほしいところ。
ガスケ対マレー。これまた難しい。4回戦屈指の好カードだと思います。実績や対戦成績だけならば、圧倒的にガスケ。昨年も準決勝まで進んでいますし……。が、今回、マレーと予想します。これは純粋に、タイミングといますか、そろそろマレーでもいいでしょうという、安易な希望です。どちらも好きな選手なので、つらいカードです(;´д⊂)。別々の山になってほしかった……。
ナダル対ヨージニ。いかにヨージニが天敵であろうと、進化中のナダルを止めることは叶わないのではと思います。ヨージニはセット数的にもこれまで激戦が多く、体力面で不安がありますし、反面、ナダルのフィジカルは5セットマッチでこそ活きますし。
■準々決勝から決勝について
で、上記のとおりの勝ちあがりになった場合、フェデラー対アンチッチ、ワウリンカ対バグダティス、ティプサレビッチ対チリッチ、マレー対ナダルともに、非常に名勝負が期待されます。特に、フェデラー対アンチッチ、マレー対ナダルに非常に注目しています。そしてティプサレビッチ対チリッチ戦。
で、怖いのは、覚醒サフィンが勝ち上がって準決勝がフェデラー対サフィンになった場合。そして、ティプサレビッチが勝ち上がって準決勝がナダル対ティプサレビッチになった場合です。もしかしたら、決勝はサフィン対ティプサレビッチという可能性もf(^^;)。まぁ、ないと思いますが……(だからどっちだよ!)。
いずれにしろ、個人的には4回戦以降はナダルのほうがタフなドローのような気がします。芝の上でマレーorガスケというのもなかなか嫌なものでしょうし、ティプサレビッチやチリッチが勢いやチャレンジャー精神でドカンドカンと襲い掛かってきて強打がハマった場合、それなりに苦戦するでしょうし。
とはいえ、フェデラー対ナダルという決勝になる確率は依然として一番可能性が高いでしょうね。で、かなりの確率でナダルが優勝することもありえるのではと考えています。しかし、今年一年はまだフェデラーの意地で、土壇場でフェデラーが勝利すると、ファンとしては信じてみます(個人的には、全英連覇よりも全仏初制覇をフェデラーには望んでいますf(^^;))。
フェデラーファンとして、非常に憂鬱です。コートサーフェス特性がクレー寄りになってきているのも、不安要素です……(;´д⊂)。はぁ……。
全英オープン2008もいよいよ後半。なかなか面白い勝ち上がりメンバーとなっています。昨年あたりからいろいろ言われだしたコートサーフェスの減速化について、やはり今年も言われている模様。SmashBlogさんの『06/26: 大会3日目と4日目の朝です』という記事内でも、そのあたりの事が書かれています。以下に引用させて頂きます。
“初日にもお伝えした今年のコートの状態に関して、複数の選手たちが一様に「遅い」、「弾む」と話していて、サフィンもまた「コートを遅くしてくれた全ての人に感謝だね」と話していました。以前より確実に遅く、弾むようになっているのでしょうね。杉山選手も「天気がいいせいか、固くなってる」と言ってましたし、ダベンポートは「コートよりも、ボールが重いのが気になる」とのこと。”フランス勢やスペイン勢が毎年勝ち上がってくることや、サーブ&ボレーヤーよりもストローカーのほうが勝ち残ることが多いことは、サーフェスが遅くなっていることも多分に影響しているでしょうね。これはつまり、年々ナダルの優勝する確率が高まってきているということにほかなりません。
……さて。前半戦の予想の反省と後半戦の独断偏見素人予想を行ってみたいと思います。
■事前予想の結果と反省
まずは、過去記事『全英2008画像予想』の反省から。下図は、私の予想ドローです。赤ラインは私の予想。青ラインは予想が外れた部分の実際の正しい勝ち上がりとなります。
いやはや、ダビデンコの初戦敗退だけは、完全に波乱といって良いと思います。そして、クレマンとシュットラーの躍進。サフィンの覚醒。これらを予想できた人はほぼ皆無なのではないでしょうか。マチューとダビデンコの山は、予想大外れf(^^;)。
■4回戦以降の予想
で、現段階での4回戦以降の予想を以下に記載しておきます。
まず、フェデラー対ヒューイット。100%フェデラーとは言い切れませんが、おそらくフェデラーが勝ち抜けるのではないかと。
次に、ベルダスコ対アンチッチ。アンチッチがこれまでにフルセットや4セットの闘いを経てきているため体力的な面で不安がありますが、芝でフェデラーを倒した男として、アンチッチの勝ち上がりを期待しています。これまで病気などで苦労してきた分、ここで勝って欲しいとも思っています。
ワウリンカ対サフィンは、何気に難しいですね。サフィンが真に覚醒しない限りはワウリンカが有利と考えています。これまでの対戦成績からもワウリンカが勝ち上がるのでは……。しかし、サムシングがあるのがサフィンという選手……。それでも、今季の成績からワウリンカと予想します。
バグダティス対ロペス。これも難しいところです。スタッツをみてみるとロペスのサービスが好調な模様。しかもサウスポーですし、高速サーフェス得意ですし、サーブ&ボレーヤーですし……。が直前に4セット戦っていることと、バグダティスのリターン力を鑑みて、バグダティスの勝ち上がりと予想。でももしかしたらロペスかも(どっちだよ!)。
ティプサレビッチ対シュトラー。これは、勢いと今季実績からしてティプサレビッチと予想します。個人的に好きなプレイヤーでもありますしf(^^;)……。
チリッチ対クレマン。これも、勢いと今季の実績からチリッチを押します。ただし、チリッチはこれまで激戦が多いので、体力面で心配ではあります。が次代のTOP5選手候補として勝ちあがってほしいところ。
ガスケ対マレー。これまた難しい。4回戦屈指の好カードだと思います。実績や対戦成績だけならば、圧倒的にガスケ。昨年も準決勝まで進んでいますし……。が、今回、マレーと予想します。これは純粋に、タイミングといますか、そろそろマレーでもいいでしょうという、安易な希望です。どちらも好きな選手なので、つらいカードです(;´д⊂)。別々の山になってほしかった……。
ナダル対ヨージニ。いかにヨージニが天敵であろうと、進化中のナダルを止めることは叶わないのではと思います。ヨージニはセット数的にもこれまで激戦が多く、体力面で不安がありますし、反面、ナダルのフィジカルは5セットマッチでこそ活きますし。
■準々決勝から決勝について
で、上記のとおりの勝ちあがりになった場合、フェデラー対アンチッチ、ワウリンカ対バグダティス、ティプサレビッチ対チリッチ、マレー対ナダルともに、非常に名勝負が期待されます。特に、フェデラー対アンチッチ、マレー対ナダルに非常に注目しています。そしてティプサレビッチ対チリッチ戦。
で、怖いのは、覚醒サフィンが勝ち上がって準決勝がフェデラー対サフィンになった場合。そして、ティプサレビッチが勝ち上がって準決勝がナダル対ティプサレビッチになった場合です。もしかしたら、決勝はサフィン対ティプサレビッチという可能性もf(^^;)。まぁ、ないと思いますが……(だからどっちだよ!)。
いずれにしろ、個人的には4回戦以降はナダルのほうがタフなドローのような気がします。芝の上でマレーorガスケというのもなかなか嫌なものでしょうし、ティプサレビッチやチリッチが勢いやチャレンジャー精神でドカンドカンと襲い掛かってきて強打がハマった場合、それなりに苦戦するでしょうし。
とはいえ、フェデラー対ナダルという決勝になる確率は依然として一番可能性が高いでしょうね。で、かなりの確率でナダルが優勝することもありえるのではと考えています。しかし、今年一年はまだフェデラーの意地で、土壇場でフェデラーが勝利すると、ファンとしては信じてみます(個人的には、全英連覇よりも全仏初制覇をフェデラーには望んでいますf(^^;))。
フェデラーファンとして、非常に憂鬱です。コートサーフェス特性がクレー寄りになってきているのも、不安要素です……(;´д⊂)。はぁ……。
やっぱり決勝はフェデラーVSナダルになるというのは賛成ですね。
まだ1週間残っていていろいろな対戦が楽しみであることには変わりありません。
思ってもみなかった、サフィンの覚醒か復活かわからないけど・・・うれしいです。
しかし何年もファンをやって来るとどうしても、優勝してくれることは私の夢「プロフィールの夢」ですが・・・ありえない(苦笑)
フェデラーかナダルか、全仏のような一方的な試合にはならないでしょう!
競ってこそ・・・楽しみです(笑)
サフィンはやはり、ちょいと勝ちを狙って理想ではなく現実的にプレーしてみようかなと思ってプレーして、結果が出ているように思います。素人の思い込みですが、そういうふうに第3者的に感じます。
魅せるため&完璧なプレーではなく、現実的に勝ちを狙ってどこまで勝てるか一度確かめるためにプレーしているような。気分を悪くされたらすみませんf(^^;)。
サフィン的には小さくまとまって勝ち進むのはどうなのかという葛藤もあるように感じます。私の思い込みですがf(^^;)。
ワウリンカの勝ち上がりを予想していますが、これはエセ統計&エセ確率論的に私が予想しているだけであって、ここまでサフィンが勝ち上がってきた以上、なにかしらのサムシングは漂っているので、個人的心情ではサフィンに勝ちあがってもらいたいとも思います。ここで勝ち上がれば今後、サフィンは上昇基調になる気もします。
が、ワウリンカもようやくTOP10グループに入り、やっと本格化してきたので、ここで一気にGSベスト8以上の実績をつくり、さらにジャンプアップしてほしいという思いも……。
……複雑です……。
勝ち上がり結果は以下のとおり。
準決勝は以下のカードとなりました。
R・フェデラー(スイス)(1) vs M・アンチッチ(クロアチア)
R・ナダル(スペイン)(2) vs A・マレー(12)
F・ロペス(スペイン)(31) vs M・サフィン(ロシア)
A・クレマン(フランス) vs R・シュトラー(ドイツ)
くぅぅ、予想的中率50%(-_-;)。ロペスとサフィンは内心少し想定はしていましたが、クレマンとシュトラーは、完全に予想外でした(泣)。
若手の勝ちビビリといいますか大舞台の緊張が影響したのでしょうか。
サフィン、覚醒といいますより、周りを見だしたといいますか自己の抑制……つまりオトナになったような感じでしょうか。ならば、今後もコンスタントに上位進出しそうです。
ロペスに3-6, 7-5, 7-6 (7-1), 6-3の逆転勝ち。ベスト4!
これ、誰も予想していなかったと思います(思っていたり考えていたりというのは、予想では無いです。しっかりと意思表示したのが予想です)。
以前、テニス雑誌のインタビューで、フェデラーが「天才の道を行くか努力する道を行くか迷って、努力する道を僕は選んだ。だから今の自分がある」(文はうろ覚え)、というふうなニュアンスのことを言っていたのですが、ようやくサフィンもそういう境地に達したのかもしれません。