へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。

左膝の状態悪化により約7ヶ月ツアーを離れていた、ナダル。復帰後初の出場大会であるVTRオープン2013（ATP250クラス）でも、勝負勘や実戦感覚の鈍りを物ともせずにその地力と実績で決勝戦まで勝ち進んでいたわけですが、残念ながらノーシードのゼバロス（セバリョス）に7-6, 6-7, 4-6でフルセット逆転負けという結果に終わりました。

●ナダル、ゼバロスに敗れてVTRオープン準優勝
　［TENNIS DAILY］
●叔父でコーチのトニー・ナダル、
　今後のラファエルについて語る［tennis365］
●ナダル、完全復活まで「時間が欲しい」［tennis365］
●故障から復帰のナダル、完全復活には「時間が必要」
　［ロイター］
●ナダル「ここにいることが勝利」［スポニチ］

決勝戦の様子がYouTubeにUPされていますので埋め込んでおきます。なお、1set目の動画は画質がかなり悪いです。

ナダルはツイッターにて『オラシオの偉大な勝利のために彼におめでとうと言いたい。私にとって非常に特別な一週間でした。ご支援いただきありがとうございます』とツイート。

Enhorabuena a Horacio por su gran victoria. Ha sido una semana muy especial para mi. Gracias por vuestro apoyo... fb.me/2kGhsZbHl

— Rafa Nadal (@RafaelNadal) February 11, 2013

ゼバロス（セバリョス、セバジョス）は今大会がキャリア初優勝。現時点でキャリア勝率.372、どちらかというとクレーを得意としており（クレー勝率.429）、全豪オープン2013ではセッピに1回戦でストレート負けを喫している選手です。

とはいえ、彼は今大会決勝戦まで3試合連続でシードダウンを演出しての勝ち上がり（つまり決勝含めて4試合連続シード選手を撃破）で、ナダルが本調子ではないことを差し引いても大会を通して非常に調子がよくプレーレベルも高かったことがうかがえます。
●ノーシードの世界７３位がナダルと激突［tennis365］


……ということで、ナダルの次の出場大会はブラジル・オープン2013（インドア・クレー）。

大会ドロー的にはゼバロス（セバリョス、セバジョス）が引き続き出場しているのに加え、アルマグロ、モナコ、ベルッチ、ナルバンディアン、フォニーニ、ガルシアロペスなどが名を連ねており、VTRオープンと比べると微妙にレベルがあがっているように見えます。
●ブラジル・オープン2013　ドロー［ATP］

ナダルがブラジル・オープンでどのようなパフォーマンスを出せるのか、ツアーを転戦していく中でナダルの膝の状態がどのように推移していくのか、いちテニスファンとして興味深く見守っていきたいと思います。