へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。

過去記事『新たな伝説を作れるか、アディダス バリケード7』（2011年06月16日）にて紹介したバリケード7。その時はリークされた粗めの画像しか無かったのと情報確度が不明だったのですが、時期的にもようやく公式な詳細が発表されたようです。一度ネタにしたのでもういいかという思いもありつつ、ネタ不足なので話題再利用＆詳報として記事にしてみます。

アディダスの電子マガジンである『adizine』によると、バリケード7のお披露目はやはりツアー最終戦が行われるロンドンになるようです。下記に、adizineにおけるバリケード7のプレゼンに関する主要な部分を抜き出してみます。


コンテンツは、歴代バリケードをデザインしてきたアディダスのテニス担当デザイナーさん自らの説明から始まります。こういうふうに説明されると、まるでアウディなど自動車のデザインプロモーションをみているようで、さすがドイツなどと変なところで感心したり……。

これまでより30gの軽量化がされており、アッパーはシームレスで縫製ではなく溶接加工され、改良されたスピードカットも搭載。また、アウトソールのパターンも若干変更されています。

従来のトルションシステムはヒールスタビライザーも兼ねるよう、中足部から踵部分後部まで一体成型で拡張されています。

アディダス版Nike+ともいえるmiCoachに対応しているもよう。

そして、マレーも18ヶ月間にわたる開発（テスト）に多少なりとも携わっていた（アドバイスした）ようです。マレー曰くバリケード7は「柔軟性は完璧」「最高の履き心地」「すぐに馴染む」「これまでで一番お気に入りのバリケード」とのこと。

なお、詳細な複数画像および簡単なファーストインプレッションは、タイ語ですがsuppawatさんがレポートしていますのでアクセスしてみてください。詳細な画像をみるに、かなりフィット感や柔らかさを重視し開発したような気がします。パッと見では、バリケードシリーズではなくフェザーシリーズのようにも感じてしまうほど。
●Sneak Preview: miAdidas Barricade 7
　［sam talks tennis & photo］


日本語サイトをとりいそぎ検索してみたところ、ウィンザーのページがヒット。11月10日から予約受付中だったようです（発売は12月）。私はレビュー待ちですが、いちおう購入予定です。ただ、Tennis Warehouseのフォーラム『Barricade 7s』の書き込みを読む限り、少し幅広になりサイズ感は前のモデルより1/2サイズ大きめになっているようで、これは一度試し履きしたほうがいいのかもしれません。……しかしながら試し履きがなかなか無理な環境なので、はてさて……