へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。

未だ、ブラウン管TVな私。DVDプレーヤーとビデオデッキの一体型のものなのですが、DVDもビデオも故障というありさまです。で、ちょうど生活リズムのタイミングが合って、W&Sマスターズ（シンシナティ）2011をGAORAでオンタイム視聴することができました（深夜早朝に放送してても観れませんが、土日の午前中放送なら観れますので）。

●Nadal、Federerが敗退。Djokovicは逆転勝利
［tennis365.net］

そこで、今年初めてフェデラーのプレーをCS放送の画質で観れたわけなのですが……。


素人の初見ではありますが、率直に言って、かなりプレーが鈍くなっているように見えました。鋭さや力強さがなく、端的に言うと怖さを感じないとでも言いましょうか……。とはいえ、テクニカルな部分や戦術的な面での衰えが顕著なわけではありません。それらは維持できているように思えます。ただただ、プレー全体においていささかの丸さ（あるいはもどかしさ）をなんとなく感じました。

もちろん、ここぞという時の瞬発力やテクニック部分はこれまでの経験値の積み重ねも相まって、まだまだATPトップクラスかと思います。それは、シンシナティ以前の今年の北米ハードコートの大会をみても明らかです。下記動画を見ても、要所要所での駆け引きやギアの上げ方には舌を巻きます。

ただ、やはり数年前や全盛期のフェデラーと比べてしまうと……。一部のテニス玄人さんの間では「フェデラーは時代に恵まれた（だがジョコビッチは違う）」などの言説も見受けられるようですが、個人的には……そしてフェデラーファン的には「むしろ逆じゃね？」と思ったり思わなかったり……（なお、ジョコビッチも好きなプレーヤーです。オーソドックス＆基礎の怪物みたいな感じでプレーも参考にしやすいですし）。いずれにしろ、今後数年のATPツアーの推移を見守らないことにはなんとも言えないところだとは思います。


とにもかくにもフェデラーファンとしましては、たまに過去の全盛期動画を視聴して郷愁にひたりつつ、今のフェデラーを暖かくも時に厳しく応援するのみ。そして、怪我や故障をしないことを祈るだけです。

フェデラー陣営はグランドスラムにフォーカスしてツアーを回っていると思いますので、USオープンでの活躍を期待しております（ただし、対マレー戦になった時だけはマレーを応援しますf(^^;)）。