へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。


今朝、ウィンブルドン（全英オープン）2009の結果をみました。そして愕然(；´д⊂）、そして少しの納得f(^^;)。鬼門のローランギャロス2009にて、自身キャリア最高の4回戦進出を果たしてもいるロディックのプレーレベル向上は、伊達ではなかったようです。

●ロディックがマレー破り決勝進出　［tennis365.net］
●ロディック「グランドスラムの夢はほとんど諦めていた」 ［tennis365.net］

観ていない（観れない）ため、詳細は不明ですし何も語れませんが、今試合の統計を数値で見る限り、マレーが重要な局面でポイントを奪取しきれなかった……いや、ロディックのプレーが凄かったのではないかと推察しています。



以下に、マッチ･スタティスティックスを掲示します。

まず、ロディックのファーストサービスの確率が75％。世界最速の称号を冠するサービスを軸に試合を展開するロディックではありますが、それでもこの75％という確率は高いと言えるように思います。少なくとも調子が悪い部類の数値ではないでしょう。しかも最速は、143マイル、つまり時速約230km……。セカンドサービス平均速度も、マレーよりおよそ27キロ速いf(^^;)。


しかもロディックのネットアプローチは、記録上、75回にも及んでいます。これはかなり多い回数ではないでしょうか。そのうえ、75回ものネットアプローチにして64％もの成功率をみせています。


試合を観ていないので分かりませんが、高速サービスを軸にネットアプローチを多用する戦術を採用し、しかもそれらがかなりフィットし有利に展開できたロディックに対し、マレーはストロークで主導権を握ろうにもテンポを掴めず、それでも持ち前の技術と安定感と戦術眼でなんとか喰いついていくも、ロディックは磐石の高速サービスで防衛しきり結局突き放す……みたいな展開だったのではと想像していますf(^^;)。観ていないので不明ですが。


ブレークポイント成功回数が、ロディックは２／５で40％に対し、マレーは２／７で29％と回数では上回っているものの、やはりあと一歩のところでロディックのサービスが良かった（あるいはリスクを取って攻めきった）、あるいはマレーが重要なポイントで決めきれなかったのでしょう。それは、スコアからも透けて見えるように思います(；´д⊂）。多分。


個人的には、サービスエースがロディック21に対しマレー25という点、アンフォーストエラーがロディック24に対しマレー20という点、ウィナーがロディック64に対しマレー76という点に注目し、今後のマレーの活躍、そしてグランドスラム制覇に期待していきたいです。・°°・(>_<)・°°・。。