へぼプランナーのダウンザライン戦記

おつかれさまです。ふぇでらです。


いくつもの歴史やヒーローを生み出した全仏オープン（ローランギャロス）2009も、いよいよ決勝戦を残すのみ。今年も、フェデラーはこの舞台まで上がってきました。

○フェデラーが逆転で４年連続の決勝進出　［tennis365.net］
○ソデルリングが決勝に進出　［tennis365.net］

全仏（ローランギャロス）制覇常連の王者ナダルが途中敗退し、近年では最もフェデラーのローランギャロス初制覇への期待が高まっているようです。いちファンの個人的偏見意見としましては、全英（ウィンブルドン）よりも全仏初制覇をここ数年間ずっと願っていたのですが、それが逆にナダルに先に全英制覇され、ナダルの能力の高さが凄いだけに、半分、ファンとしては心が折れていました。


たしかに準優勝でも充分凄いです。が、やはり、準優勝では優勝者の陰に隠れて記録にも記憶にもあまり印象を残せないことも事実。スポーツにおいて勝利は、すべてではないにしろ大抵の場合において絶対至上ではないでしょうか。


また、ウィンブルドン2008決勝の借りを返す意味でもローランギャロス決勝でナダルを負かしてこそ意味があると心情的には思いますが、優勝という事実においてそのときの対戦相手が誰かは、これまた、優勝者の陰に隠れて記録にも記憶にもあまり印象を残せないことも事実。決勝の相手が誰であるかよりも、優勝したかどうかこそが意味を持つように思います。


しかしながら、ここで伝えたい（申し上げたい）ことは、フェデラーの決勝戦の相手が全仏制覇常連のナダルではなくソデルリング（ソダーリング）なので組みし易い＝全仏初制覇＆キャリアグランドスラム達成の可能性が高まったということではまったくなく、ナダルファンには申し訳ないですが、あのナダル（本調子ではなかったとはいえ）さえ破った……つまりあのナダル（本調子ではなかったとはいえ）よりも現時点で強い、“ゾーンに入っている”ビッグサーバーかつ驚異的な広角ハードヒッターが対戦相手であり、危険極まりないということです。


いち素人ファンとしましては、対ナダルよりも厳しい戦いになる可能性があると思います。まったく楽観できません。むしろ対ナダルより怖いです。


とにかく、フェデラーがフェデラーらしいプレーをできれば、フェデラーにとってハッピーでしょうし、ファンとしてはそういう期待をしていこうと考えていますf(^^;)。


客観的に考えてフェデラーの苦戦は想像に難くないですが、それでも、フェデラーファンとしましてはこれまでの一戦一戦の勝ち上がりかたの経験値とメンタル＆プレーレベルの向上に、いちるの望みを賭けたく思います。